息子の赤ちゃん期は本当に泣いてばかりで、とにかく手のかかるbabyでした。
まず身体的な原因として、仰向けに寝かせると鼻道が閉塞してしまうらしく、鼻呼吸ができず苦しくて寝付けない状況が続きました。
成長と共にしっかり鼻呼吸できるようになったのですが、生後数ヶ月は私が背もたれに寄りかかるような形で、抱っこのまま寝かせていました
そんな状態での睡眠が原因なのか、日中はほぼずっと泣いていて‥家の中では常に抱っこし、朝昼晩と永遠にベビーカーで散歩していたような気がします。
2〜3歳の頃、夜はちゃんと眠れるようになったものの、相変わらず泣いたりグズったりが多い子でした。
いろんなことに敏感で、それは洋服のタグだったり、急にパッと電気が消えることだったり、公園のどこかで小学生が喧嘩する声だったり。
そんな頃、偶然「HSC」という気質があることを知りました。
「ひといちばい敏感な子」と言われ、5人に1人は持っている気質なのだそうです。
調べてみると思い当たることばかり。
それまであまり気にしていなかったことも、HSCの特徴として挙げられていて、そうそうそう!あるある!!と興奮したのを覚えています。
【においに敏感】
【大きな変化がにうまく対応できない】
【親の心を読む】
【四六時中質問をしてくる】
【服のタグやチクチクする肌触りなどを嫌がる】
【ほかの人が気づかないような微妙なことによく気づく】…etc
それまでただただ途方に暮れるばかりだったのに、理由が判明した安心感というか。
これは何の疾患でもなく個性なので、そういう傾向があるならそれを生かして良い方向に導いてあげられるのでは?と、大袈裟かも知れないけど一筋の光が見えた気がして気持ちが晴れました。
何をやらせてあげれば良いんだろう?
これから起こる環境の変化に、前もって対応してあげられる事はあるのかな?
息子にあれこれ先回りして習い事をやらせていたのは、このHSCの傾向があるのかも?と気付いたことがきっかけでした。
3歳のお誕生日。
このあと少し経ってから、はじめての習い事・ピアノに通いはじめます。
こんなに小さかったんだなぁ…
背後に飾っているのは、この頃大好きだったカーズのバースデーバナー。
大きくて大迫力なのにビニール製で軽く、テープでペタペタ貼りました。
久しぶりに少し読み返してみましたが、、ちゃんと対応してあげられていたのか今となっては自信がありません
小学生になってからは途方に暮れるほどの顕著な傾向はなく、年齢と共に適応できるようになったのか、本人が生きやすい方法を見つけたのか。
機会があったら息子にも話を聞いてみようと思います