双極性障害と分かって
昨年の夏に双極性障害の診断を受けた。精神科に通院を始めて17年半、精神的な違和感を感じて30年以上経っていた。お医者さんに診断名を聞いた時はホッとした。ストレスに晒された状況で精神の不調を来たしていた時はうつ病、不安神経症、強迫神経症…様々な診断を受けてそれに納得もしていた。しかし、ここ数年は病気になる程のストレスはないのに眠れない日々が訪れたり、それがいつの間にか解消されていたり気分が重いような沈み込むようなことはないのにエネルギーが枯渇したような状態になり動けない…。うつのようでうつのようじゃない。更年期障害を疑って婦人科へいったけれどどうも違うようで精神科で処方される薬も効いている様子がない。一体これは何なのだろう?このままの状態でこれからもいきて行かなくてはならないのか?人生に対して不安と諦めを感じていた。そんな状況の中である時処方されたサインバルタで躁転した。最初は元気になったと思って喜んだ。次にイフェクサーでも躁転した。そこで初めて躁状態が露呈して双極性障害の診断へとつながった。これまでうつ病など治るといわれている病気(治りにくいけれど)の診断を受けていたので治すことが義務のように努力をしてきた。でも、寛解まであと少しのところでいつもあと一歩届かない。病気からぬけだせない、治るはずのものなのに治らないことがとても辛かった。病気を治すことに難しさと限界を感じていたので双極性障害はつきあっていくことにシフトしていく病気であるため治らないものを治そうと頑張っていた自分から開放されて「つきあう」という正しい道に立てたことにホッとしたのだ。ただ、正しい道にたどり着いたとはいえその道を歩いていくことがそう簡単でないことに直面することになる。それでも双極性障害と分かる前よりはずっと生きやすくなった。