先日、私の母が数日間やって来ました
7月下旬~8月上旬に、私の手術期間中に応援に来てくれて以来の再会
母の到着後、ランチの約束でお店で直接待ち合わせ
ウィッグを被り、到着した私に母が「えー、全然わからない。あなたの髪型そのもの」
まぁ、ひさびさに会ったのと、私のヘアスタイルも変わることはあったので、そんなものかな?
母「会ったら、泣くかと思っていたけど、あなたがいつも通りだから、安心した」
私「私が泣いてないのに、私の前では絶対に泣かないでよ!」
母「娘が治療するんだから、心配に決まってる。あなたは明るくやってるんだろうけど、弱音や言いたいこともあるだろうって思ったりもして」
そして、現在は休職中ですが、仕事のことを言われました
母「頑張りすぎたんじゃない?ストレスでもがんになるって言うし」
非常勤だけれども、仕事量は多く、母は以前から心配していました
人手も不足しており、子どもの発熱時も主人と交代したり、多少無理して働かないといけないこともあります。
でもそれはお互い様だし、ストレスはどこでもあるもので、私が特別でもない
非常勤だし、何を基準に働きたいか?と言われたら、やはり家庭のこと
訪問の合間、時間の自由が利きやすく、生活スタイルにあった働き方が出来る、いい所もあります
母は私がどこで何をしていても、きっと心配するんでしょうね
度々ふれていますが、母は去年、大腸がんの手術をしています。
夏頃から出血が続き、最近大腸カメラをし、出血した部位を生検していました。
結果、異常はなかったんですが、私の治療のことで色々心配させた結果だと思い、そこは申し訳なく思っています
滞在中、母は自分の用事を済ませたり、私とショッピングモールを散策したり、孫とボール投げしたり
母も私も色々あるけれど、ささやかな楽しい時間がこれからも長く続くことを願わずにはいられません
そして、母が帰る日
家族みんなで、お見送りに行きましたが…何と!
母が出発時刻を間違っており、改札口で出発時刻が10分前であることが判明
全然間に合いますが、駆け足でホームに向かい、別れを惜しむ時間はありませんでした
別れ際の母の涙が辛い私は、正直救われました
もしかしたら、新幹線の車内では泣いていたかもしれない。
でも私の前では、泣かない約束を守ってくれました
全てを知っている母が、私の脱毛を忘れてしまうほど、ウィッグが馴染んでいると言ってくれたことには、勇気付けられました。
私のウィッグも被り、笑わせてくれた母に元気をもらった数日間でした