細胞診の結果はその日の夜、主人には話しました。
動揺していたかもしれませんが、あまり感情を出さないタイプなので、私自身は救われました
子ども達には、取り急ぎ、手術をするかもしれない事だけを伝え、詳しい事は時期を見て話すことにしました。
母にも話さなければならないけど、母も1年前に大腸癌の手術をしており、娘が癌…となると、いつ言うべきなのか
人間は必ず最期が来る、それだけは絶対と頭では理解しています。
でも根拠もなく、心のどこかで自分には関係ない…と思っているところもあって
老後の自分の生活をイメージをしたり、子どもの将来を考えたり…みんな普通にやっていること。
そんな日々が私にだって、当たり前に来ると思っていたのに…。
それが癌と言う現実にいきなり自分の「死」を意識させられました
あとどれくらい生きられるんだろう…、まだまだ子ども達の成長に母親は必要なのに、申し訳ない…。
それ以上に、私自身が子ども達の成長を見届けられないかもしれないなんて、ただ悲しすぎる…。
独身であれば、こんなに悩むこともなかったかもしれないのに
その日の夜は眠れずに、色んな事を考えました。