さて、いよいよ出雲大社を造らせた大国主(オオクニヌシの話に入りましょう!
スサノオが治めた出雲の地で数世代後に誕生したオオナムジ(後のオオクニヌシ)は沢山の兄がいる末っ子だった。
ある日現在の鳥取県稲羽にいた超かわい子ちゃんのヒメに求婚しに兄弟全員で向かう途中、全身の皮を剥がされた可哀想過ぎる兎に出会い
その兎を介抱し助けた。兄たちはその兎を助けるどころか更にイタズラをしていた。そこで兎はオオナムジがヒメの心を掴むと予言し、その通りになる。その兎も神だったのだ!!これが一度は皆さん耳にしたことがあるでしょう「稲葉の白兎」のお話です
しかしその件で兄たちの恨みを買ったオオナムジはなんと2度も兄たちに惨殺されるそして2度とも母親に生き返らせてもらうのだ。
そこで流石にこれ以上息子を死なせるわけにいかないと心配した母親は、オオナムジに「スサノオに助けを求めなさい」と黄泉の国へ逃げるよう指示をする。そこで前回お話しした天界の荒くれ者、スサノオと出会うのです
黄泉の国でオオナムジはなぜかスサノオから尋常じゃないレベルのさまざまな超スパルタ試練を与えられるが(笑)、そこにいたスサノオの娘スセリヒメ
と恋に落ち、彼女の助けを借りつつ、何とかスサノオの試練を乗り越え、ついにはスサノオに認められ、今後は「大国主」と名乗るようスサノオに言われ、スセリヒメもちゃっかりゲットし、スサノオのシゴキを耐え抜き、一皮も二皮も剥けレベルアップした大国主は出雲に堂々凱旋したのです
そして出雲で彼の政治が始まり、国を繁栄させたのですが、彼の世はそれほど長くは続かなかったのです。。。。
ある日来てしまうのです。天界から。アマテラスの使者が。
「この繁栄した国は、(スサノオの子孫ではなく)アマテラスの子孫が治めるべきだ。」と。。。
大国主の息子たちの抵抗も虚しく、ついに大国主はアマテラスに国を譲ることを承諾する。
その時大国主は、国を譲る代わりに「天に届く程高くそびえる宮殿を築いて私をまつって欲しい。」という条件を出したのだ。
そうして創建されたのが出雲大社だったというわけですよ〜
実際創建された当初は今の形とは違い、高さ48mの超高層神殿だったそうです凄いですね〜
というわけで、ようやく前説がここで完了しました〜(笑)私がお伝えしたい、今読まされている古事記本(笑)の出雲大社についてのくだりはここからが本番です〜(笑)
今読んでいる本を語るにはこの背景を頭に入れておいていただきたかったのです(笑)
何だろう?めちゃくちゃハマってしまったよね。古事記(笑)今までそこまで意識していなかった神話や神社がそれぞれこんな成り立ちを持っていたとはね!!知るのが楽しくて仕方ないあの日あの時、コンビニで
出会わせていただき感謝です
神様
というわけで次回まで続きます出雲大社編
今日も私の個人的趣味にお付き合いいただきましてありがとうございます
また次回☆
龍希