やっぱり古事記が面白い。。。面白すぎる(笑)
またしてもスルーできないお話が出てきたのでご紹介させてください(笑)
古事記とはそもそも。だいぶざっくりいうと、
天地創造から神の子孫が天皇家になったということを上、中、下巻の3部に分けて記された、日本最古の歴史書だ。
最初の方は神しか出てこない。人間はいない。
登場人物は全員が全員神様だ。つまり天皇家は元を辿れば天地を創造した神様たちだったわけだ。最初の方の神様たちは、超人間離れ&寿命もない。そんな人間離れした神様たちがなぜ今の天皇家、つまりは肉体に終わりのある人間になったのか。というのが今回ご紹介したい古事記のお話。
以前紹介した日本の国土を生み出したイザナキとイザナミ。
そのうちイザナキが生み出した超エリート神様「三貴士」のうちの1柱。(神様は「人」ではなく「柱」と数えます)、名前はみなさん一度は聞いたことあるかもしれない。
「アマテラス(天照)オオミカミ」
この神様、古事記では絶対外せない神様なのですが、そのアマテラスの孫に当たる、
「邇邇芸命(ニニギノミコト)」
は、アマテラスから「3種の神器」を授かり、地上を治めるように命を受ける。そしてお供を引き連れ、現在の宮崎、日向の高千穂峰に天より降り立つのだ(天孫降臨)
そして地上に降り立ったニニギはある日「コノハナサクヤビメ」という美しい娘に出会い、求婚する。
アマテラスの孫からの求婚の知らせを聞いたｻｸﾔﾋﾒの父、大山津見神は大喜びし、ニニギが求婚したサクヤヒメだけでなく、姉のイハナガヒメも一緒に嫁にもらって欲しいと2人の娘を差し出した。
しかーし！！！！
見目麗しい妹のサクヤヒメに対し、姉のイハナガヒメはお世辞にも美しいと言えない。つまり。。
ぶちゃいく！だったのだ
そこで、ニニギはあろうことか。。。。
そのぶちゃいくなお姉ちゃん、イハナガヒメを彼女の実家に追い返してしまうんですね〜
でもね〜。これが大変なんですよ。お父様が2人を同時に嫁に出したのには深〜い意味があったんです。
妹は繁栄を、姉は永遠の命を司る神様だったのだ。なのにニニギは美人の妹だけを側に置いて、お姉ちゃんを追い返しちゃったから。。。。嫁父から言われるんです。
「(お姉ちゃんも共に嫁にもらってたら)あなたの命は永遠のものとなったでしょう。しかし(妹だけになってしまったので)命は桜のように散り落ちるでしょう」と！！！！
そしてニニギ以降の神様は、繁栄こそすれど、永遠の命は失ってしまったのだ。つまりこれが神が命に限りのある人間となった瞬間だったわけだ。
そして彼らの子孫が、日本最初の天皇。
「神武(じんむ)天皇」へと繋がるのである。。。。。
面白いでしょ〜？！面白くないですか？！
こんな日本の歴史があったとは！！！！
でも
人間は皆神様なんだという意識を持ってこの古事記を読むと、ものすごくしっくりくる。だって天皇の祖先は天界に住んでいた神様たち。その子孫が私たちへ繋がってるので有れば、そりゃみんな寿命はあれど、神様ですよ。我々は初めから神様以外の何者でもなかったわけ
なんだか色々腑に落ちて来ませんか
ちなみに古事記にハマりすぎて、淡路島へ2人で行く前日から彼に古事記伝を熱く語りまくってたら、彼もおもろい
とハマっちゃって(笑)
「めちゃいいの見つけたわ
」と、ある動画を送ってきた(笑)
このオリラジあっちゃんの動画見たら本読まなくても大体分かります(笑)芸人さんなのでめちゃくちゃ面白おかしく&分かりやすく解説してくれてます
もし興味あるけど本まではな〜
って方がいたらこれ、ぜひ見てみてください
めっちゃ面白いです(笑)
あー、喋れて良かった笑
今日も私の趣味にお付き合いいただきありがとうございました
また次回☆
龍希