父の思い出 | 卵巣嚢腫開腹手術を終えて…2017年11月

卵巣嚢腫開腹手術を終えて…2017年11月

普段から胃腸の弱い私…腹痛だと思っていたら、腹水が溜まって卵巣嚢腫と診断され、初めての手術に不安だらけでヘタレな体験記

FATHER'S DAY




2007年4月、孫の入学式に私の父母も参列した。

学校内や学校の川沿いには桜が咲いていて

桜吹雪がパラパラと舞っていた🌸

入学式なので、クラス発表や教科書販売で

私達家族はバタバタとしていた。

祖父母は流石に教室までは…と式典後は

いつものように「また連絡するね」

「気をつけて帰ってね」「ありがとう」と

声を掛けて校内で別れた。

父とは、それが最後の会話だった。

それから、1週間もしないある日

母から、朝洗車をしていたら父が倒れ

救急車で運ばれた…と連絡が入った📞

母は死を悟らなかったのか?悟りたくなかったのか?

淡々としていて、様子見てまた連絡するから…と

言うので電話を切った✂️

すぐ夫に連絡して、内容を伝えると

「何してんの?すぐ病院行かなきゃダメだ!」と

言われ病院に向かった🏥

夕方4時過ぎに病院に着いたけど

父は私を待っていたようだ💧

もう意識も無く、かろうじて息をしている状態

だったが、私が到着して数時間後に息を引き取った。

あまりにも突然で、今思い出しただけでも

涙が溢れるが、普段から

「死ぬ時はぽっくり死にたい」と懇願していた父は

公言通り、闘病生活もなく

あっと言う間に逝ってしまい

幸せだったのかもしれないと思っている。



#父の日

#卵巣嚢腫