療育計画をたてて貰う。
そこでは地域の事情をほぼ教えて貰うことができた。
地域にある特別支援学校のこと。
身体障害のある子向けの小学校は登校バスに看護師さんが同乗しているらしい。
公立小学校のこと、通級から越境まで教えてくれる。
手帳のこと至急して貰える給付金のこともさらっと教えてくれる。
あとはうちの子はどうなのるのかをじっくり検討するだけになった。
「年中からの小学校の相談会に申し込みしました」
「通われている幼稚園が市街なので、
こんな特性で療育と幼稚園に通っている子がこの地域にいますよと言うことを、知って貰うことが大事ですね」
「個別相談の申し込みもされてますね」
「本当だわ。覚えてないけど念には念をでまるをつけたのね」
「お母さんはそういうタイプなんですね」
そうやって話をしているうちに気がついたことがある。
初めての療育計画のはずなのに、
ほとんど話に着いて行けている異常さに。
情報収集も取捨選択も早い。
行動も早い。
私もなんらかの特性があって、
何かがマッチしているんだろう。
そして疲弊している。
療育計画を立てながら、私自身の子育てのあり方をおさらいしているようだった。
この日を境に、疲弊が取れるようになって行った。