ショボーン「最近、娘にどうしてキョロキョロにはパパがいないの?パパは何をしているの?って聞かれることが増えたんだ。悪く言う訳にも行かない。とても悩んでいるの」

友達はぽつりと喋る。


夫婦仲は良好の方がいい。

大喧嘩しまくる日々を送るぐらいなら離婚がいい。


割り切るしかない。


チーン「フラットに喋れる内容の他は子供に伝えない方がいいとも思うけど難しいよね」

ショボーン「私の話しだと一方的になりすぎるだろうし、共同親権も遡りで主張されるかも知れないし」


友達は調停して離婚したので、普通よりは整った離婚をしていると思う。

それでも子供と暮らせなくなる不安が付き纏う。


離婚後は養育費は振り込みで、面会権は主張してこないとのことだった。



この友人には、何度かどうして私が私の夫と喧嘩しないでいられるのか?

お金の心配もせずのうのうと暮らせていいなと僻まれたことがあったが、

ここ一年はそういう話は一切出なくなった。


自分の人生を受け入れて地に足が着いたのかも知れないし、今は彼女が幸せだから気にしなくなったのかも知れない。


私としては息子を連れて一緒に遊べる友人はとても大切なので、大事にしているだけだ。


私と夫の夫婦仲はもう良いとか悪いとかすら考えないようになってきている。

どちらも自分が有責の状況を作り出す気なんてないし、息子を育てるのに金銭面で不安になったらやってられないし、私がいないと息子を制御できないだろう。

一緒にいて嫌じゃない距離で暮らすしかない。


もうアラフィフだ。

結婚して出産して人生をひっくり返しにかかったアラフォーの私ではない。

若さって勢いあったなーとしみじみ思う。