「息子が こんな状態になっちゃったんです」
と息子が傷つかないように言葉を選びながら、
幼稚園での惨状をたんたんと説明した。
「可哀想に!どうしちゃったの???
新学期は荒れやすいんだけどねー
ちゃんいい子なのに!何があったの?」
「わかんないー、嫌なものは嫌なの」
そこから時系列でどんな荒れ方をしたのか?
いつからなのか?どんな風にかを話し合って行く。
義父からは、私自身が息子に対して感情的な対応をしないようにと指摘されていることなど、家庭環境のことも話した。
「可能性の話ですけどね、
お母さんが仕事を辞めてウキウキした状態だったから、それに当てられてメンタル不調を起こしたんだと思います」
言葉を選んでくれてるけど、
息子が荒れる理由は私しかないのを言語聴覚士さんは知っていたんだと思う。
そりゃそうだ。
息子の世界は自分の楽しいことと、私のことで大半が占められているんだから。