病院の言語聴覚士さんの療育中は
だいたい 私との雑談だ。
息子の習い事の発表会がうまくいった話をした。
けして嬉々とした話ではない。
普段やってないのに何故発表会は出来るのか!?
についてだった。
「そういう子の話は たまに聞きますね」
「じっと見てるんです。観察している。だからやらなきゃ行けない時はやれるんです。」
「親は困りますよ」
「練習の雰囲気が台無しになって、このまま学級崩壊の首謀者タイプになったらどうしようとヒヤヒヤしています」
「学級崩壊の原因になる子にはならないと思いますよ」
「どうしてそうなると危惧しているのか、そちらの方が気になりますね」
「市の福祉課の人に、頭がいいタイプので困った子になった事例で挙げられてて、そこから恐怖に」
「ならないと思いますよ」
「ちゃんを信じてあげてください。
この子は区別ができる子です」
ちょっとホッとした。
真面目にやっている子を尊重しよう。
息子に周りを見渡す力が付きますように。
日常でのオンオフの躾を頑張ろうと思った。