息子の参観に行った。
楽しそうに運動をしているけれど、先生の目が届かないところでは手を抜いている。
それが我が子だ。
サーキット方式だった。
ママ友の子供が3周する間に、息子は一周半しか回っていない。
鉄棒が嫌みたいだ。
じーさんが家の中に作ってくれているお手製鉄棒をさせておこうと思った。
授業参観では歌を歌ったり詩を朗読したり、工作をしたりしていた。
「しっかり勉強をさせてくれる幼稚園」
着いていけてる子と着いていけない子が割とハッキリわかる。
冷たい言い方になるけれど、
「春の参観よりマシだ」
もちろん息子には
「頑張ってるねー、幼稚園でたくさん勉強しているね。楽しいね!よかったね!」
と伝えているが、
心の底では
「悪目立ちが減った」
である。
他の子もごじゃごじゃする子が減っていて、
泣いている子も声かけで切り替えができていて、
切り替えができないし、先生の指示を無視する子がグンっと減っているけれど、
少人数になっていて、とても目立つ
これが年中の壁か、、、。
年少が半分以上終わった秋の参観。
福祉の療育に行かせて、運動療育に参加させて、医療の療育に行かせて、幼稚園に特性にあった配慮をお願いして、
家では息子が理解しやすい方法で情緒教育して、毎週お出かけして身体を動かして、
負担にならない範囲を見極めて、家ではたっぷり可愛がって、
ようやく幼稚園の課題に自己肯定感下がらない程度に参加できている
参観の前に息子が
「ママは僕だけみてて!他の子は見ないで!僕だけ見に来てね!」
と言ってきていた。
その時の私は息子の真意を知らず、
「わかってますよ。息子しかみませーん」
と答えていたけれど、
今となっては、
「他の子と比較するな!僕は僕なりに楽しく幼稚園にいるんだ。その僕をみてね」
という主張だったのだろうと思う。
終わってから気がついた。
もちろん私は息子に対し、他の子と比較したりしなかった。