息子の発達の検査があった。

私は待合室で待機していた。

どんな検査が行われているのか、なんとなくわかる。


心理士さんと息子の声が聞こえてくる。


ニコニコ「火事になったらどうする?」

イヒ「僕は子供だから火を消すのは危ないね。

火事だーって叫びながら、逃げる途中で、

火災報知器があったらスイッチを押すよ。

安全な場所で大人の人に消防車を呼んでもらうことにする」


私と二人でする会話を他人の人ともできている。

私が過去に一度教えた内容を覚えていたみたいだ。


息子は火災報知器が誤作動した現場に居合わせたことがあって、火災報知器の音も、消防車がどう点検するのかも目にして耳にして覚えて理解している。


体験で習得する内容が、幼児であってもこれだけ身につくのかという意味でも驚いた。

そして息子の頭の中にある火災場所は、具体的にあのビルなんだなと想像できた。

と同時に、

この内容でいいと誰がどう判断するんだろうか?


それとも発達の検査では、内容の具体性は考慮しないのかな?


謎だわ。