一歳上の子のママ達と話をしていると、
住んでいる市の発達支援体制がなんとなくわかってきた。
産まれてから一歳半までは市の支援センターで子育て支援がメインになる。
保育士さんが子供の相手をしてくれて、
その子の特性に応じたアドバイスもしてくれて、遊び方も工夫してくれる。
その間にママは他のママと喋りながらママ友を作る。
一歳半健診で様子見と言われた子は、二歳前に個別に連絡が来る。
そこで親子教室への案内や言葉教室の説明があるらしい。
親が必要ないと思えば参加しなくてもよくて、親が欲していても枠が少ないから程度が軽ければ見送りになる。
支援センターで多動?かパニックで壁に激突しまくってた子の親は時間が合わなくて親子教室への参加を辞退したと聞いた。
子供のための発達支援も、親が辞退すれば無理意地はできない。
生き辛さを背負って生きるのはその子自身なのに。
でも親は責められない。
好きで壁に激突する子を産んだ訳ではないし、
仕事の都合もあるだろう。
他人の人生をアレコレ考えても仕方がないことだ。
私にとって大切なのは息子のこと。
二歳の頃に電話がかかって来るのを私は待っている。
私が住んでる市では、二歳の時点で言葉が出ていれば親子教室の対象にならないらしい。
息子はだいぶ言葉が進んできて、
二語文が増えてきている。
「ここ おって」「こっち きて」
「ねんね ないー」「ねんね きて」
たどたどしくて、他の子よりも不明瞭だけど、
一歳半健診の時より危機感が薄れてしまった。
きっと私が、息子の頭のしゃべる回路に電気が流れ始めたと実感しているから。