ビタミン、でもなければ、野菜でもありませぬ。
「これこれは××だけど、これこれはいい。非常にグッド、よくやっているね」
っている「褒め方」。賞賛の仕方が足りない、というか根本的にないんだと思うんですよね。
良く言われる「コミュニケーション」云々依然に。
根本的な国民気質というか。
「ほめちぎる(でしたっけ?)教習所」が時折、テレビで紹介されますけど、ああいうのじゃないんです。渋谷昌三さんの本に出ていますが、「これこれはイマイチだけど、これこれそうだね」というようにしないと、伸びないんですよね、人って。
洗濯物がイマイチ乾かなかったりしますよね、天気がイマイチで。
「一寸湿った感じもするけど、この天気で、よくこれだけ乾かしてくれたね」
っていう風に。その方が印象に残りますもの。
少し前から、地震について専門家が見解を示してますよね。と必ず、新聞やニュースで報道されるんです。
「一応は安心できていても、油断はできない。安心できない状況だ」
ンなもん、地震大国・日本に住んでいれば決まッているじゃないですか。
どこで地震が起きても不思議ではない国に我々は生活しているんですから。不安を煽る(?)見解よりも
「地震の割に被害も少なくて良かったです。これも普段からの地域の皆さんの心掛けです」
って聞かされた方が、嬉しいと思いません?より安全への心構えもできるでしょうし。
「勝って兜の緒を締めよ」だの、「慢心するな」だの。
やたら自信喪失(?)させるような諺が脈々として日常生活に使われているから、正しい褒め方(?)が出来ないんですよね、きっと。