酒 | Double-edged SION

お酒は飲めた方がいい?ブログネタ:お酒は飲めた方がいい? 参加中

私は飲めなくてもいい

オレはアルコールは全くダメなんで

普段から口にしません。

それでも生活には支障がないんで、飲めなくてもいい派にしたけど

若い頃は少しくらいは飲めるようになりたいと思って

練習したこともあったんよね。

結局ダメで現在に至る みたいな。(笑)


死んだ親父は酒飲みで

毎晩角打ち(立ち飲み)して酔っぱらって帰って来て

休みの日は朝から日本酒飲むような男でした。

結局肝臓と胃をやられて亡くなったんやけど。

親父からすると、オレと一緒に飲みたかったと思うな。

オレが10代後半の頃に親父が入院して

そのまま退院することなく1年後位に亡くなったんで

1度も飲みに行けんかったな。

それでも、1度だけ高校生の時に親父と二人だけで焼き鳥屋に行ったことがあって

その時に一口くらいビール飲んだかな。

親父の前で初めてタバコ吸ったのも、この時じゃなかったかな。

(隠れては吸ってたけど)

いつの間にか親父ベロベロになっちゃってさ。(笑)

そんな時にね

ちょっと離れたとこに座ってた

だぶだぶのVネックのサマーセーター着た

坊主頭のオッサンが親父に声を掛けてきたんよ。

「おまえ◯◯の◯◯やろがぁ」

って親父のフルネームを言ってきたんよね。

親父はベロベロで相手せんようにしてたけど

坊主頭は、Vネックの下からチラチラ和柄の絵を見せながら近づいてきて

「わしは昨日(刑務所から)出てきたオガタっちゅうもんや。おう、お前(親父の事)やっちゃるきん、表出ぇ」

とカラんで来て、高校生のオレはどうしていいかわからなくて黙ってると

店のマスターが間に入ってくれて、なんとか事なきを得た記憶があります。

帰る頃は親父は真っ直ぐ歩けないくらいベロベロで

さっきの坊主頭のオッサン相手にしなくて良かったって思ったし。

そんなにベロベロになってた親父やけど

「オガタ」って名前はしっかり憶えていたみたいで

翌日、知り合いのオジサンに電話して焼き鳥屋での事を話してました。

すると1時間もしないうちに

坊主頭のオッサンから謝罪の電話がありました。

高校生のオレは、親父が電話した知り合いのオジサンの職業もうすうす知っていたので

その職業の方たちの捜索力のスゴさにビックリしたことを憶えてます。




寝違えて首が痛くて振り返れないけど、ちょっとだけ過去を振り返ってみたオッサンからの投稿