私も、バスに乗っている時、電車に乗っている時、携帯をみたり、本を読んだりしてる時多い。

 でも、バスの停留所に停まった時、電車の駅にとまった時、ちょっとだけ、人を観るようにしてる。 

 私より、お年寄りの人がいないか、私より、障害の酷い人がいないか。 
もし、障害の酷い人がきたら、杖と手すりで、踏ん張ればいいので、ゆずろうと考えている。

 今日、駅で白い杖の40才くらいの方がいて、エスカレーターを下ろうとして、
登りのエスカレーターに行こうとし、

「危ない。」
と叫んで、私は杖で、その人に近づき「どちらまで行きますか?」 
 その人「エスカレーターの下りを探したんだけど、上りにのりかけて、よくわからなくなったんです。」 

 私の腕を持ってくれるように言って、いっしょに下りエレベーターの乗り場まで行った。

ふー。
よかった。

 その時、人は50人くらいいた。
誰も見ている人、あぶないと言う人もいなかった。

 私の家族、友達、知人は、障害者がいれば、ちょっと見てくれるし、席も譲ってくれる。

でも、今日は私1人。
 私も席を必ず譲ってもらえるわけじゃない。 運転のあらい運転手さんじゃありませんように。
と思い乗っている。

視覚障害者が駅で落ちたというニュースを聞く度せつなくなる。

 ちょっとだけでいいから、大丈夫な時は携帯いじってもいいから、ちょっとだけ、周りの人を見てください。

と思った日でした。