赫蜥蜴の閨 (リンクスロマンス)/沙野 風結子
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今年一番のヒット作! だいっっっ好きです!!!![]()
と叫びたいほど、好き。5月に買ってからというもの、いい加減飽きちゃってるんだけど、まだ冷めきらないの。愛が。ああ・・・辛くて苦しい片思いって感じ。続編も出なさそうだし。
あらすじ:
高柳商事大阪支社長の高柳光己は、英国人の血が混じる端麗な容姿に美しい妻…と、誰もが羨む人生を歩んでいる。しかし、会社のために自分を利用する社長の養父や、我が侭な妻に振り回され、光己は鬱屈した日々を重ねていた。ある日、光己は妻の浮気をネタに熾津組の若頭、熾津臣に強請られ、凌辱されてしまう。なぜか執着され、執拗に繰り返される行為に光己は理性を徐々に蝕まれていく。だが、次第に奇妙な解放感と安らぎを感じるようになり…。
アマゾンの評価を見ればわかるけど、すっごく好き嫌いは分かれる作品です。
好きになる人は思いっきり好き!になるし、駄目な人はほんとにダメ、という。
ヤクザものだし、暴力描写もかなりあるし。
でも、受けの光己と攻めの臣の心が近付いていく描写も丁寧だし、エロもかなり濃い(というかハード)し、
挿絵は大人気の奈良千春さんで、ストーリーの雰囲気とばっちり合ってるし、
全体として物凄くレベルの高い作品なんで 「こーゆージャンルはダメなの!!」という人以外にはぜひぜひお勧めしたいです (たくさん売れたら続編出るかもしれないし・・・未練れんれん
)
受けの光己がねー・・・いい男なんですよ。仕事も出来て努力家で、お約束ですが美形で、精神的にも強くて。
ぜんっぜん女々しくない、かなりハイレベルな「男」なんですよね。
一方攻めの臣の方は・・・冷静に見て、三次元にいたら確実にお近づきになりたくない方です。ヤクザだし。がっちり大きな身体のマッチョ、というのは嫌いじゃないというか大好きですが、あまりにも。。。最初のへんで本気で「なんじゃこの変質者は」と思うようなことをしてます。詳しくは、読めばわかります。変態なのは間違いない、ような・・・。たんに異様に大雑把なのか・・・。わからん。そういう人です。
でもでもでもでも、意外な心づかいとか、繊細さとか、甘えんぼなところとか実はめちゃくちゃ光己のことが好きというかタイプ、ってなところがこの本ではすごーく魅力的に描かれていて、二次元の彼に私は夢中です。あとエッチも巧いです。とくにお家に光己を連れ込んでヤってる場面なんか、光己がめちゃめちゃ気持ち良さそうでヨいですよ。萌え萌えです。やっぱ巧くないとねー。愛はあってもなくてもいいですが、快楽がないのはダメなのさ。
個人的にはツっこみどころというか、最後の方で光己がひどい怪我をしちゃって支える臣が、ナチュラルに光己を「姫だっこ」にしようとして断わられるところとか、すごいドシリアスなのにお茶目な彼にも萌えますよ。。。あっさり却下する光己の冷静さもステキですよ・・・。もうちょっとその辺いっぱい描写して欲しかった・・・。
ハッピーエンド、というか二人はきちっと納得いく経緯を経てお互いかけがえのない存在になるのですが、そうなるのは結構ストーリーの終わりがけで、甘い展開があんまりない!少しはあるけど!!それだけが不満。
なので、ぜひぜひ甘い展開を読みたい・・・。続編じゃなくていいから小冊子・・・せめて同人誌・・・!!
沙野先生お願いします・・・ という気持ちで今はいっぱい。嗚呼。
でもこの本に巡り合えて今年はシアワセであった・・・。ふっ
。