家族との未来づくりを叶える、心と身体のメンテナンスが学べるリフレクソロジースクールを主宰しております、ホイップの向山智恵です。
タイトル通り、昨日、誤飲事故が起きました。
我が家、8歳、5歳、9ヶ月と若干年が離れている三姉妹。
三女が産まれてから、口酸っぱくなるくらい、毎日毎日
「三女が口に入れるから、自分の持ち物、細かい物や長い物は危ないから、しっかり片づけてね」
と伝え続けていたのに…。
そんな事が起きてしまって、どうしたらいいか?かなり悩んだり、困ったりしたので、私が記事に残しておくことで知ってもらえる機会になればと思い、今日の記事はマグネットの誤飲について書きたいと思います。
そもそも、何でそんなことになったのか?
長女のお友だちが遊びに来ており、同じLDKに、私と、三姉妹と、友だち。
よく来てくれているお友だちだったので、次女も三女も慣れていて、子どもたちで、ソファーの辺りで遊んでいました。
その間、私はキッチン側で晩御飯の用意。
遊びに飽きた子どもたちが、外に行くというので、
「三女が触ったら危ないから、全部片づけてから行ってね」
と声をかけ、長女も次女に
「消しゴム忘れてるで、食べてしまうやろ」
って声をかけてくれ、リビングの机の上は片付いた。
そして、長女、次女、友だちは外へ。
何かソファーに張り付いてる三女。
「ん?」
と思って見に行ったら、マグネットを触ってる!!
次女のヤマハの荷物を珍しがって見ていたお友だち。
それを開けっぱなしにして、三女の届くソファーの上に放置していた模様。
私の位置からそれは見えず、三女の様子が気になって発見!
慌てて口の中を見たら、音符としてマグネットに貼る、1.5cm位の丸いマグネットが出てきた!
( ゚Д゚)
マグネットを定位置に戻して、数を数える。
何回数えても、1個足りない。
ソファーの下にも、机の下にも、どこにもない。
やばい、飲み込んだかもしれやん。
どうする?
飲み込んだ確証はないけど、飲み込んだ可能性が高い。
どうしたらいいか分からなくて、とりあえず、スマホでググってみる。
「乳児 マグネット 誤飲の可能性」
私は、とりあえず、どう対処したらいいか分からなかったので、対処法を知りたかったのですが、出てくるのは、マグネットの誤飲で、腸に穴が開いたケースの事例や、重篤な結果の物ばかりで、誤飲してすぐの対処法が分からない。
とりあえず、本人はけろっとしてるから、気管には詰まっていなさそう。
近くの市民病院に電話して、
「9ヶ月の乳児が、マグネットの誤飲をしたかもしれないので、診てもらえませんか?」
と問い合わせるも、先生が帰宅しているから無理だと断られ、救急医療センター?へ電話するように言われる。
そちらへ電話してみるも、この時間帯(16時過ぎ)だと、診てもらえるのが、日赤か医大。
とりあえず、少しでも近い方を、と思って、医大へ連絡を入れてもらうも、
「食道に詰まっていなければ、緊急性は低いから、有田の病院でレントゲンを撮って、その結果次第で様子見か、医大へ。」
と言われてしまいます。
この時点で、16時半。
思い当たる病院へかけても、9ヶ月の乳児だというと、断られてしまい、有田市消防本部へ電話して聞いてみるも、時間が時間なので、医大か日赤を勧められる。
埒が明かなくて、再度医大に電話して、有田近辺ではレントゲンを撮ってもらえないことを説明して、救急で受け入れてもらえることになりました。
17時。
事が起こってから、この受け入れてくれる病院の問い合わせに1時間かかったんです。
これ、急を要するやつだったら生死に関わる、と思いました。
受け入れ先は決まった。
夕方17時。
いつもなら子どもたちのお風呂の時間。
長女、次女を連れて行くことも一瞬考えたけど、翌日に差し支える、と思い、実家の母にヘルプ要請。
お風呂見守って、実家へ連れて帰ってもらって、ごはんを食べさせてくれることに。
ありがたやー。
まだまだ仕事中の夫にも一報入れてから、出発。
暗くなっていく中運転しながら、泣けてくる私。
気丈に、冷静に対応してたけど、気を張ってただけだった。
通勤時間帯に重なってしまい、車は多くて、中々着かず。
道中寝てしまった三女。
やっと医大に着くも、どこに行ったらいいのか?
夜間入り口を探して、入って、救急外来受付へ。
「保険証出して、これ、そこの机で記入して」
と、問診票を渡される、も。
私、三女を素手抱っこで、大荷物。
三女を下せるところはない。
座らせられる所もない。
受付にいたおっちゃん職員たち、私が何に戸惑ってるかも気付かない。
何とか片手で記入して、手続き。
やっと書けた!
しばしソファーで待つ。
結構待つ。
そういえば授乳すら出来てなかった、と授乳して。
救急の診察室の待合へ案内してもらいました。
今までの流れを話し、
「飲み込んだ可能性が高いから、診てもらいたい」旨を伝えて、診察へ。
見てくださったのは、若い男性のお医者さんでした。
同じマグネットを持参していたので、見せたら、
「この形状なら、ひっかかる可能性は少ない。
食道に引っかかってたら問題で、全身麻酔して、内視鏡で取ったりすることになる。
胃に落ちていたら、うんちと一緒に出てくるのを待つのみ」
飲み込んでからの飲食の有無も聞かれました。
「確認するためには、レントゲンを撮るしかないが、少量の被ばくはします、いいですか?」
そんな事を話され、
「大丈夫です、お願いします」
とレントゲン撮影をお願いしました。
寝て、授乳して、元気いっぱいの三女。
動きたい様子。
ごまかしながら、待合室にあった絵本を読み聞かせして、待つ。
しばらく待って、看護師さんが声をかけてくれ、三女だけ撮影に行くことに。
抱っこされても泣かなかったけど、レントゲン撮影で大泣きしている声が聞こえてきました。
そして、またしばらく待って、診察室へ。
見事に、くっきりはっきり、マグネットが写っていました。
「やっぱり…」
幸い、マグネットは胃に落ちているから、悪さをすることはないから大丈夫。
うんちに出るのを待って。
万が一、腸などに引っかかったり、詰まったりしたら、吐き戻したり、顔色が悪くなったり、様子が変わるから、そうなったら、連絡してと言われました。
とりあえず、一安心?
会計して、トイレして帰ろうと思ったら、
乳児と一緒に入れるトイレがない。
おむつ替えシートもない。
トイレの中に赤ちゃんの椅子もない。
見事に子連れには辛い状況でした。
仕方ないから、病院ではせず。
そんなこんなで19時前。
実家と夫に連絡を入れていたら、友だちのママから連絡が入りました。
出しっぱなしにしていたことでマグネットを飲み込んだこと、それが危ない事だということは、お友だちと娘たちに話しました。
でも、ママにまでは伝えていなかったんです。
私から話さなくても、お友だちが話したらそれでいいし、というかんじで。
なによりそんな連絡とる時間すら惜しかったし。
そうしたら、お友だちがママに話したようで、謝罪の電話を貰いました。
とりあえず、大丈夫だし、また出てきたら連絡入れる旨を伝えて、帰宅。
19時半過ぎ。
行きよりはスムーズに帰宅でき、三女をお風呂に入れて、ご飯を食べさせて、寝かしつけ。
飲み込んだ磁石が1つだったこと。
一緒に金属などを飲み込んでいなかったのが不幸中の幸いでした。
2個以上あると、消化管や胃などに穴を開けてしまうことがあるそうなので。
乳児のいる生活、ホンマにもっと気を付けるべきだと、猛反省です。
うんちに出た報告が早くできますように(>_<)