夏休み親子体験として、張り子のダルマを作りに行ってます。
昨日で二回目。
張り子は、室町時代に中国から渡って来た『酒胡子』と言う遊びに使われるものが、日本に渡って『起き上がり小法師』になり、江戸時代には『ダルマ』と合体したそうです。
ちなみに、『ダルマ』さんは、インドの王子さまが修行され、のちに禅宗の始祖になられた『達磨大師』がモデルらしいです。
江戸時代のダルマは、赤い服が疱瘡除けのご利益、起き上がるのは蚕の起き上がり(作り始め)のご利益があるとされて、庶民に人気があったようです。
作りも、型に紙をのりで張り付け乾燥して作り、材料の古紙は何処でもあり、持ち運びにも軽い為、各地で作られたようです。
人生でダルマを買った記憶はなく、選挙などパフォーマンスで見たくらいのダルマ。
色々、意味があったんですね。
前回は、型作りで、土台を紙粘土で作りました。
昨日は、乾いた土台の上から、新聞紙を3枚、和紙を3枚張り付けて行きました。
シワやヨレがないように、つるんつるんに張り付けると綺麗なダルマになるらしいのですが、、なかなか難しく。
上のお兄ちゃんは、工作大好きで、一人で仕上げていました。
下の子は、やっぱり単純作業は集中力が持続せず、、私がお手伝い。
あんな単純な形のダルマにも、作るには細かい注意点があり、なかなかつるりとした表面にはなりません。
手作業って、本当に大変!
どんな些細な手作りの品でも、尊敬して見てしまいます。
完璧な品を私達は求めますが、手作りならではの味わいもありますよね。あ
あと二回あるので楽しんで来ます!(^ー^)!