私がカウンセラーになったわけ 

私のカウンセリングを

受けて下さる方々の経験も、

 

いつか愛の物語になるように、

お手伝いをしたい

 

と思い、カウンセラーをしています。

 

 

自宅で父を看取り、母を看取り、その間に愛犬も看取り、

気がついたら私は1人でした。

 

サラリーマン人生(ウーマンだけどね)も終盤、

心配する人も、させる人もいない、

 

「あれ?これって私、自由って事?」

「好きなことを、好きなだけできる!」

と気づきました。

 

「なら、私、どうしたい?どうする?」

と自問自答すると

 

 

「自分を丸ごと活かしたい!」

 

という言葉が浮かんで来ました。

 

自分の好きなところも

嫌いなところも

うまくいったことも

やらかしてしまったことも

悩んできた今までのことも

もやもやしている現在進行形のことも、

 

全部ひっくるめて、

 

 

自分を丸ごと活かして、

イキイキと生きていきたい!

と思ったのです。

 

 

私は長年、生き辛さを抱えてきました。

母との関係、

兄弟との関係、

自分と他の人との境界線がひけず、自分というものがわかりませんでした。

そんなですから、友人関係や、職場の人間関係、パートナーシップにも問題を抱え、

大いに悩んできました。

 

心の中の口癖は、

「喧嘩上等!」

「武士は食わねど高楊枝(やせ我慢ってこと)」

思いを伝えられず、いつも1人で背負い込んでいました。

 

誰かに「助けて。」なんて言えなかったし、

投げ出すこともできなくて、

平気なフリをしてがんばっていました。

 

今思うと、まさに戦闘モード、

根本師匠にたどり着く人々のご多分に漏れず、

立派な武闘派女子だったわけです。

 

あー、しんど!

 

当然のように、心身ともに病みました。

眠れなくなったのです。

生き方を考え直すようにとの神様の思し召しと思い

休職をしました。

 

そして、以前から独学で学んでいた心理学に
一層ひかれていきました。

 

カウンセリングを受け始めたのもその頃です。

 

それこそ、この状況をなんとかしたいと

ワラをつかむような気持ちで受けていました。

 

カウンセリングを受け

気持ちを吐き出して

ほっと楽になり

けれどしばらくすると

また、気になることが頭の中をめぐり

息絶え絶えに

次のカウンセリングを受けに行くという感じでした。

 

背負い込んだもので潰れそうなのに

断れなかったり

頼めなかったり

言いたいことが言えなかったり

自分が頑張っていることを

自分が一番知っているのに

自分を嫌い、責めていました。

 

そんな時に

 

「頑張るのはあなたの美徳だよ。やさしいんだよ。」

 

と言ってくれた人がいました。

 

暗がりの中で膝を抱えていた私の世界に、

光が射しました。

外にばかり承認を求めていた私が、

その言葉でやっと自分で自分を認めることができ、

自分の価値を知ったのです。

 

この体験が、私がカウンセラーを目指した原点です。

 

 

そして、根本師匠との出会い、

 

「人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本」を手にしたのがきっかけ。

「お察し上手」は自分の事だなと思い、一気に読みました。

本の中の

 

「お察し上手」な人は、実は人が好き、愛の人である

 

という言葉に、涙がでました。

 

自分のことを人嫌いと思っていたけれど違うんだ!


それまで抱えていた孤独や、怒り、寂しさ、虚しさ、

色々な気持ちがふぅっと軽くなった気がしました。
(ただ、これはあまりに目からうろこ過ぎて、

腑に落ちるまで、色々な抵抗や葛藤があったのですが。)

 

そこから、師匠のブログやYouTubeを、片っ端から読んで見ての日々。

ユーモアを交えながらわかりやすく解説される師匠スタイルにもひかれ、

お弟子を募集していると知り飛び込んだのです。

 

お弟子講座で学んでいく中で、

 

時には、痛みや恥ずかしさで悶絶するような思いをしながら、
自分と

自分の生きづらさと

向き合っていきました。

 

 

その中で

自分が癒されてきた過程で得た学びが、

同じような生きづらさの中にいらっしゃる方のお役に立てたら、

今までの私のすべての経験が、

愛の物語として、意味あるものになるのではないかと

思うようになりました。

 

そして


私のカウンセリングを

受けて下さる方々の経験も、

 

いつか愛の物語になるように、

お手伝いをしたい

 

と思い

カウンセラーをしています。