東京マラソン後記
オトン当選から約4ヵ月。
最初の1ヵ月こそ代々木公園をテロテロ走っていたものの、
その後は
「12月から走る~」
とか、
「今日は雨やからやめとく~(寒いから、もあった)」
とか、
あれやこれやと様々な理由をつけて走らない言い訳を考えているオトン。
私がソワソワしてしまう程、トレーニングの「ト」の字が全く見えない日が続きました。
でも
「2月になったらちゃんと走るしタバコもヤメる」
との宣言を信じておりました。
えぇ、1月31日までは・・・
若干恐れていた通り、何の生活の変化も無いオトンに
心配を通り越して怒りの感情がフツフツとわいてきて
何だか私がイライラしていた2月1日、東京マラソン事務局から
分厚いお知らせが届きました。
当日のこと・前日までのエントリーのこと・そして直前のカラダ作りについて・・・
その中の、ある一行をロックオンしたオトン。
「マラソン1ヶ月前は、無理をせずカラダを休めておきましょう」
事務局の人がそう言っている!
オレは事務局の人の言いつけを守ってるだけやーーー!
と急に強気になったオトン←あほ
それって、それまで真面目に走り込んで来た人に対してのお言葉だと思うんですが・・・
普通にタバコはプカーーー、お酒はガブガブ飲む日が続き
とうとう前日の土曜日。
エントリーの手続きにビッグサイトへ行った帰り、お台場で昼間からワインを1本空け、あげくのはては
帰り道ウインドブレーカーを見に立ち寄った渋谷のmont-bell の入り口にあった岩の壁
に一言
「オレ、登れるで」
と言うから
んじゃドーゾと。
アホ丸出し。
なんだかオトン的ロッククライミングは指に全体重がかかるそうで
途中まで登って
「やっぱりムリーーー」
と泣きながら降りてきて、その後は「腕が痛いよぅ 指モゲるかもわからん~~」
と連呼。
・・・あぁ、この人やっぱりマラソンは無理。
時間内なんてもっと無理。
何やかんやいいつつちょっと期待してた私がアホやった。
こんなにもアカンタレやったとは・・・
もうちょっと根性あると思ってた!!!!!
(でも、モンベルのロッククライミングはめちゃめちゃ面白そうだったので、次回はオカンが挑戦します)
こんな風に前日はオトンの人格までも否定する勢いでした・・・
ナナも大切なゼッケン踏んでたしw
だってさー、東京マラソンに出たくて出たくてしかたなくて
でも抽選に外れてしまった人が、実際走る人よりめちゃくちゃたくさんいることや
せっかくのイベントなのにもうちょっと自分の気持ち上げていこーや、とか。
普段とまーーーーーったく変わらない生活を送っているオトンを見ると
色々考えるわけです。
でも、オトンの座右の銘
「結果オーライ」
を身をもって体現したわけで・・・
「なーっ、だからあんだけゆーたやんヽ(`Д´)ノ」
と終わってから山盛り説教する準備をしてたのに
まさかの結果にびっくり。
人間って全くトレーニングしなくても42㌔を走れることを知って
なんだか私も自信が出て来ましたw
(オトンは、「言っとくけど君は無理ですよ」と言いますが・・・)
でもオトン曰く、東京マラソンは体調がほんとに悪い以外は途中棄権できない雰囲気だそうです。
もうあかんーと思って立ち止まろうとしたら、沿道から
「今止まったらもう走れなくなるぞーー!」
という応援というか指導が・・・
そうか、と思ってとりあえず歩いていると
「歩くよりゆっくりでも走ってる方が楽!」
という声があったり(ほんとに走ってるほうが楽だったらしいw)
とにかく沿道の人が途切れず応援してくれたので頑張って走ることができたそうです。
人からもらう「気」ってほんとに大きいんですねー
私も初めて沿道で観戦しましたが
全く見ず知らずのランナーにも、
「頑張れーーーー!!!!!!」
とか、ゴール近くでは
「あともうちょっとーーーー!!!!」
と、Q太郎にビックリされるほど自然と声が出ていました
応援している人達同士も、マラソン経路とにらめっこしてる人に
「次どこ見に行きます-?」
「築地に行こうと思って さっきは気付いてくれなかったんですよーー」
とか
「息子が走ってるんです、でもどこにいるかわからなくて・・・」
というおばあちゃんには、サイトで調べて
「うわ!もう35キロ過ぎてますよ!!!早くビッグサイト行かないと!!」
とか
ランナーの関係者の人達にも変な一体感があって私も楽しめました
そして何より、みんなが本当に楽しそうに走っているので
ものすごく「羨ましい」とも思った!!
当日書いたように、オトンは30キロくらいから片足に水膨れができて
そっちの足をかばって走ってたら今度は逆の足が痛くなって
それからは殆ど歩いていたそうで、タイムは5時間50分と
お世辞にも良いとはいえなかったですが
ゴール後、今までの人生で一番心から「お疲れさま」と言った気がします
そして、五体満足で戻って来たので本当にほっとしました。
でもビッグサイトからの帰り道、何の迷いもなくタクシーに乗り込んだオトンには
「根性無し!!」
というアタタカイ言葉をプレゼントしたのは言うまでもありません^-^
最初の1ヵ月こそ代々木公園をテロテロ走っていたものの、
その後は
「12月から走る~」
とか、
「今日は雨やからやめとく~(寒いから、もあった)」
とか、
あれやこれやと様々な理由をつけて走らない言い訳を考えているオトン。
私がソワソワしてしまう程、トレーニングの「ト」の字が全く見えない日が続きました。
でも
「2月になったらちゃんと走るしタバコもヤメる」
との宣言を信じておりました。
えぇ、1月31日までは・・・
若干恐れていた通り、何の生活の変化も無いオトンに
心配を通り越して怒りの感情がフツフツとわいてきて
何だか私がイライラしていた2月1日、東京マラソン事務局から
分厚いお知らせが届きました。
当日のこと・前日までのエントリーのこと・そして直前のカラダ作りについて・・・
その中の、ある一行をロックオンしたオトン。
「マラソン1ヶ月前は、無理をせずカラダを休めておきましょう」
事務局の人がそう言っている!
オレは事務局の人の言いつけを守ってるだけやーーー!
と急に強気になったオトン←あほ
それって、それまで真面目に走り込んで来た人に対してのお言葉だと思うんですが・・・
普通にタバコはプカーーー、お酒はガブガブ飲む日が続き
とうとう前日の土曜日。
エントリーの手続きにビッグサイトへ行った帰り、お台場で昼間からワインを1本空け、あげくのはては
帰り道ウインドブレーカーを見に立ち寄った渋谷のmont-bell の入り口にあった岩の壁
に一言
「オレ、登れるで」
と言うから
んじゃドーゾと。
アホ丸出し。
なんだかオトン的ロッククライミングは指に全体重がかかるそうで
途中まで登って
「やっぱりムリーーー」
と泣きながら降りてきて、その後は「腕が痛いよぅ 指モゲるかもわからん~~」
と連呼。
・・・あぁ、この人やっぱりマラソンは無理。
時間内なんてもっと無理。
何やかんやいいつつちょっと期待してた私がアホやった。
こんなにもアカンタレやったとは・・・
もうちょっと根性あると思ってた!!!!!
(でも、モンベルのロッククライミングはめちゃめちゃ面白そうだったので、次回はオカンが挑戦します)
こんな風に前日はオトンの人格までも否定する勢いでした・・・
ナナも大切なゼッケン踏んでたしw
だってさー、東京マラソンに出たくて出たくてしかたなくて
でも抽選に外れてしまった人が、実際走る人よりめちゃくちゃたくさんいることや
せっかくのイベントなのにもうちょっと自分の気持ち上げていこーや、とか。
普段とまーーーーーったく変わらない生活を送っているオトンを見ると
色々考えるわけです。
でも、オトンの座右の銘
「結果オーライ」
を身をもって体現したわけで・・・
「なーっ、だからあんだけゆーたやんヽ(`Д´)ノ」
と終わってから山盛り説教する準備をしてたのに
まさかの結果にびっくり。
人間って全くトレーニングしなくても42㌔を走れることを知って
なんだか私も自信が出て来ましたw
(オトンは、「言っとくけど君は無理ですよ」と言いますが・・・)
でもオトン曰く、東京マラソンは体調がほんとに悪い以外は途中棄権できない雰囲気だそうです。
もうあかんーと思って立ち止まろうとしたら、沿道から
「今止まったらもう走れなくなるぞーー!」
という応援というか指導が・・・
そうか、と思ってとりあえず歩いていると
「歩くよりゆっくりでも走ってる方が楽!」
という声があったり(ほんとに走ってるほうが楽だったらしいw)
とにかく沿道の人が途切れず応援してくれたので頑張って走ることができたそうです。
人からもらう「気」ってほんとに大きいんですねー
私も初めて沿道で観戦しましたが
全く見ず知らずのランナーにも、
「頑張れーーーー!!!!!!」
とか、ゴール近くでは
「あともうちょっとーーーー!!!!」
と、Q太郎にビックリされるほど自然と声が出ていました
応援している人達同士も、マラソン経路とにらめっこしてる人に
「次どこ見に行きます-?」
「築地に行こうと思って さっきは気付いてくれなかったんですよーー」
とか
「息子が走ってるんです、でもどこにいるかわからなくて・・・」
というおばあちゃんには、サイトで調べて
「うわ!もう35キロ過ぎてますよ!!!早くビッグサイト行かないと!!」
とか
ランナーの関係者の人達にも変な一体感があって私も楽しめました
そして何より、みんなが本当に楽しそうに走っているので
ものすごく「羨ましい」とも思った!!
当日書いたように、オトンは30キロくらいから片足に水膨れができて
そっちの足をかばって走ってたら今度は逆の足が痛くなって
それからは殆ど歩いていたそうで、タイムは5時間50分と
お世辞にも良いとはいえなかったですが
ゴール後、今までの人生で一番心から「お疲れさま」と言った気がします
そして、五体満足で戻って来たので本当にほっとしました。
でもビッグサイトからの帰り道、何の迷いもなくタクシーに乗り込んだオトンには
「根性無し!!」
というアタタカイ言葉をプレゼントしたのは言うまでもありません^-^