こんばんは!
ななです爆笑

ではでは引き続き世界のお菓子シリーズ!!
今回は

黒い森のケーキ②
ということで


私が実際にフランスやドイツで食べた
黒い森のケーキ
の解説を行っていきます!!


最初に言っておきます
めちゃくちゃマイナーです笑

(書いてて長くなること決定したので
1店舗ずつで分けます!笑
by1店舗目を書いてるなな)

ではいってみよーう!

① Forêt Noire 

@ Pâtisserie Thierry Mulhaupt

(パティスリー ティエリー ミュロップ)


ちなみにこちら

私的に1番好きなフォレノワールです!


ここのパティスリーは

ストラスブールとコルマールに

3店舗展開しているところなんですが

私の研修先でした!笑


余談はさておき本題の構成からいきます!笑


*レシピを見ているわけではないので

そこはご了承ください🙇‍♀️


下から

○Biscuit Chocolate 

(ココア生地)


○Mousse chocolat noir 

(ブラックチョコムース)


○Ganache Miracle 

(色々混ぜたガナッシュ)笑


○Gelée de cerises 

(さくらんぼジュレ)

→ここで酸味。めちゃ重要。


○Mousse Vanille +Griottine 

→(バニラムースにグリオッティーヌ)

→このグリオッティーヌの食感大事


○Genoise

(スポンジ)


○Graçage rouge 

(赤いグラサージュ)

→ちょいと酸味。これも重要。


*グリオッティーヌ

…さくらんぼのキルシュ漬け



さてとまぁこんな感じです。


このお店は

しっかりとキルシュが効いてて

なおかつチョコレート感がしっかりある

ムース寄りのフォレノワール


というイメージです


キルシュが効いているということで

どちらかというと伝統的なもの寄り


ただ構成をムース感多めにすることで

軽い口当たりだけど

ベースの味がしっかりしているから

ちゃんと重たい


伝統と現代の中間くらいの

フォレノワールです




さてなぜ酸味の部分を大事だと思っているか

そしてなぜ食感が大事だと言っているのか


それは

このフォレノワールの他のパーツが甘いこと


そして

他の食感がないこと


この2点が関係してきます


そもそもチョコレートケーキなので、

正直甘いです。

ブラックチョコベースとはいえ、

生クリーム(バニラムース)もしっかり甘いので

このままでもケーキとしては成立するけど

はっきりしない味わいになる。


ここで重要なのが

甘味以外のパーツを埋め込むこと


それが今回でいえば

さくらんぼのジュレやグラサージュ

だった訳です


これがあることによって

締まる!!


そして飽きずに食べられる!!



実は食感も同じなんです


このフォレノワール

スポンジが2箇所入ってるのですが

どちらもほぼ食感がありません。


何故かというと


しっかりとシロップを打って

ムースとの一体感がでているから

です


一体感があることによって

違和感がなくなる


ただそれと同時に

先程と同じようにはっきりしない

最後までのぺっとしてる


そこで出てくるのが

グリオットの食感です


これがあることによって

食べる場所によって食感が変化します


食感が変化するということは

味わいの感じ方も変化するということ


ここめちゃくちゃ重要です


全体に細かいものを入れるのではなく

ポイントポイントに大きいものを入れる


これがここのお店のこだわりに感じます

そして意図を感じられる




キルシュがしっかり効きつつも
チョコレート感がある

なおかつ場所によっての食感の変化と
締めの役割の酸味が丁度良い塩梅で効いている

ここが私の大好きになったポイントです


というわけで
まずは1個目は

 Pâtisserie Thierry Mulhaupt

(パティスリー ティエリー ミュロップ)の


Forêt Noire 


でした!!


こんな感じで進めていこうと思うので

ぜひ次の黒い森のケーキもお楽しみにニコニコ


ではまた!


最後まで読んでくれて

ありがとうございました!!


↑ここでも紹介していきます照れ