令和元日。GW中盤。
今日も新大阪は人でごった返していた。

外国人観光客も桜のシーズン時に比べると減ってはいるが、相変わらず多い。

休憩に行こうとした時、店の前でヒスパニック系の女性に話しかけられた。

「関西に行きたいんだけど、どう行けばいい?」

😳ザックリにも程があるやろ…

「ここは関西だけど?」

「都会の。町の中心に行きたいの」

「大阪駅?」と聞いたら、

「ここに行きたいのよ」と見せられた画像は
〝引っ掛け橋(戎橋)〟だった‼️

ならば地下鉄に乗らないと。

紙に書いて説明し、その場を離れようとした時…

グッと引き寄せられ、
思いっきり強く抱きしめられた ( ̄◇ ̄;)

感謝の意を表すのはいいが。
たった一人で、言葉も通じず、
行きたい場所の名称すら知らない…
大丈夫なのか⁉️

きっと、画像を見せまくり、ハグして切り抜けるのであろう。


以前も、新大阪の外れで彷徨うフランス人の老夫婦が。
「ここは近いか?」と見せたパンフレットは…梅田の空中庭園‼️

地下鉄に乗って三駅目だと説明すると、

「何故だ⁈  Osaka Stationから近いと書いてるぞ」と爺さん。

「いや。ここはShin-Osaka Station 😤」

取り敢えず、地下鉄の駅まで案内し、切符の買い方を教えて別れた。

少し離れた所から見ていると、
やはり、切符が買えないようだ。

英語が通じるならまだしも。ほぼ通じない上に、老人だ。

そのまま放置出来ず、戻って切符を買ってあげる。

明らか無理だと判断し、
空中庭園まで連れて行く事にした。

しかし。別れたはずの女が戻って来て、案内するなんて…
この女、大丈夫か?と疑われたかも。

ガムかチョコはいかが?と聞いたら、
激しく断られた💧

梅田駅から空中庭園までは距離がある上、地下道を潜らないといけない。

「ここで大丈夫」と何度か爺さんに言われたが…
いや。あんたら絶対無理やん‼️

夫婦は険しい表情でフランス語で話し始めた。
きっと、「この女、怪しくないか?」と言ってたに違いない。

やっと、空中庭園のチケット売り場に到着した時。怪しい女ではなかったと安心したのか

満面の笑顔で「Merci beaucoup❣️」と抱きしめられた ( ̄◇ ̄;)


私が再び Shin-Osaka Station に戻って行ったことなど、彼らは知る由もない…


《本日のお借り物》

『ベジタリアンの副作用』


『何よアンタ💢
うちの子が何したって言うのよ⁉️
怒鳴るのやめてちょーだい‼️』