なんだか久しぶりの投稿(笑)

ハルも元気してますよー。

どこもお出掛けしてないのでネタがありません(;^ω^)

 

私が住んでいる地域は緊急事態宣言が延長されました。
引き続き、ハルの学校では部活動禁止です。
でも、休校にならず、学校に行けることは感謝したいですね。
早く日常の生活に戻りたいけど、宣言が解除されても、
しばらくは、制限された生活が続くでしょうね。。

 

 

さて、今日は

眼瞼下垂の記事を書いてみたいと思います。
 


1年半前の入院した時の書類を見ていたら、
この説明、解りやすいなっていうのがあった。
手術の『説明と同意の書』という書類。

活字で先天性眼瞼下垂の説明と手術方法・術後のケアなど

簡単に書いてあったので書き出してみます。

 

☆目をあける機構
上眼瞼
眼瞼挙筋・・・まぶたを挙上する主体筋
前頭筋・・・・・眼瞼挙筋の補助的な役割
ミュラー筋・・眼瞼挙筋を収縮するきっかけ

☆先天性眼瞼下垂の病態
生まれつき眼瞼挙筋の機能が弱く、補助的な動作(下顎挙上や眉毛挙上)を使っても十分にまぶたが開かない状態。


☆手術の方法
眼瞼挙筋の機能障害の程度により2つの方法があります。

①眼瞼挙筋の機能が高度に障害されている場合には、前頭筋とまぶたの間に、伸び縮みしない、太ももの腱膜を移植します。
前頭筋の力が直接まぶたに伝わるため、前頭筋を用いて目が開けやすくなります。

②ある程度、眼瞼挙筋の機能が確認される場合には、眼瞼挙筋とまぶたをつなぐ眼瞼挙筋腱膜(伸び縮みするため遊びがある)を、短く固定し直して、遊びを減らし、目をあけやすくします。
ただし、術後の結果によっては①手術を追加する場合があります。

③二重まぶたか一重まぶたか
手術方法によりどちらでも可能ですが、片側性の場合、健常側のまぶたとのバランスを考え、両側の場合でも目頭のバランスを考える必要があります。

〇術後の注意点と問題点
①手術創部を安静に保つためゴーグルを6週間使用します。
(目を擦ると固定した糸が外れる可能性があります。)
また、必要に応じ手の抑制帯を使用します。
②太ももの筋膜を採取した場合は、ヘルニア予防のため3日間、立ち上がり動作歩行動作を避けてください。
③手術後2週間程度は目の腫れが強く、目ヤニも増えます。
④筋膜移植の場合、移植腱膜の長さが調節され、目が開けやすくなるまでに1ー2ヶ月程度の期間を必要とします。
⑤術後の状態(両側視機能の発達状態や年齢、頭の形など)により、上方視での動きが不足します。
⑥左右のまぶたの形態の違いは、効き目、眉毛挙上の程度、二重の幅、目頭の形態、頭蓋形態の左右差などに影響され、多少残ることが普通です。
⑦稀に血腫、創の離開などの合併症があります。

 

 

 

たぶん、みなさんが不安に思う、
手術をしたら
『ぱっちりお目目になるのか』
『左右対称になるのか』

〇術後の注意点と問題点
⑥左右のまぶたの形態の違いは、
効き目、眉毛挙上の程度、二重の幅、目頭の形態、頭蓋形態の左右差などに影響され、多少残ることが普通です。


もっとわかりやすく書くとすれば、
もともと人間は左右対称の生き物ではないから、
生活環境も相まって目や瞼も左右差があるのが普通とのこと。
なので、完璧な左右対称のお目目にはなりにくいです。
ハルは左目が奥目(右よりも左目が奥に引っ込んでいる)なので、
余計、左右差が強調されています。


1年半前・・・二重の手術の時の術前検査時、
『見た目を変えたいということだけで(二重)手術を受けたいのであれば…』
『手術はお勧めしない』

先生にハッキリと言われました。

まぁ、心のどこかに『二重になる!見た目がよくなる!』と、
そういう気持ちは持ち合わせていましたけど、
(そりゃ、誰だってそういう不純な気持ちはあるよね)

疲れた時や眩しい時、瞼が上がらなくなるので、
一番は視野の確保のための手術だってことを
改めて、再確認した感じにはなったかな。


術後、1年半経ちましたが、

術後も左瞼が重い時がありますね。

(それでも、術前よりも気にならなくなりました)
 

ハルは
『手術して、見やすくなった(視界が広くなった)』
という感想を言っています。
近々、またハルの目の動画を記事にしますね(*^▽^*)