最後の雪山として唐松岳を計画していたが、諸事情により断念・・・。
天気が良さそうだったので、久しぶりに都道府県最高峰へ行くことにした。

せっかく四国に行くので一泊して2座上る計画。
初日は香川県最高峰の竜王山(1060m)へ。
竜王山は二峰あり東峰が讃岐竜王(1058m)で、西峰が阿波竜王(1060m)で、こちらが香川県最高峰とのこと。
ともに県境にあるので、阿波といわれると徳島か?と思ってしまうが、香川県の最高峰らしい。


土曜の朝6時に自宅を出発。
徳島にホテルをとったので遅めの出発。
神戸での渋滞にハマリ、10時前に相栗峠Pに到着。
トイレもあるので準備万端でスタート。
登山道はよく整備されているが、とにかく登り一辺倒で、さらに急登がハンパない。

1000mの低山と侮っていたが、さすが都道府県最高峰だ。
なんとか一座目の美女山に登頂。
登頂後に激下ってみると、巻き道があったようで、復路はこちらで確定。
さらに二座目の鷹山(鷹林山)へも急登が続き、この辺りでようやく前日の懇親会でのお酒が抜けた。
鷹山を下ると公園になっており、しばし休憩。

休憩後、讃岐竜王へ向けて進むと、伐採地になり北東側の眺望がある。
瀬戸内が望めそうだが、快晴ながら霞んでいて遠望はなかった。
このあたりから雪が付き始めて、急登&雪解け泥で滑りまくりつつ、なんとか急登ゾーンをクリア。

下りでは絶対ヤバイので、このルートは使用不可とした。
クリア後すぐに讃岐竜王登頂。
眺望はない。

ここから西峰は稜線歩きか?と思ったら激下り。
下るということは登り返すわけで・・・。
しっかり登り返して阿波竜王に登頂。
ここちらは山頂標識が無い(小さな手作り)が、立派な展望台が設置されている。
360°ではないが、北側の眺望があり、薄っすらと南側には剣山が望めた。

快晴だがかなりの強風で、アウターを羽織って、カップ麺を食べて下山。
下山は例のズル滑りゾーンを避けて、車道で下る。

山頂直下にPがあり、ここまで車で来ると3分程度で登頂できる。
車道で鷹山公園まで下り、美女山を巻いて無事下山。
香川最高峰の竜王山は、高くはないがとにかく急登が多く、登りごたえのあるお山だった。
 

下山後は天下の奇勝 阿波の土柱を見て、宿泊先のグランヴィリオへ。

チェックイン後、晩御飯を食べに外に出るとホテルが県庁の隣だったので、既に翌日の徳島マラソンの準備が完了していた。

ネットで調べた徳島居酒屋まんまるさんで阿波地鶏三昧。

ほろ酔い加減でホテルに戻り、飲みなおして就寝。

翌朝起きると天気は快晴なれど、ふくらはぎがメチャ痛い。

ふくらはぎが痛いことなど無かったが、やはり昨日の竜王山はかなりの急登だったということか?

ビュッフェの朝食をたらふく頂き、窓から外を見ると道路は通行止となり、スタートに備えてアップするランナー達が其処此処に。

 

準備をして眉山に向けて9時過ぎにホテルを出発。

既にランナー達がスタートしたいった後県庁前のスタート地点を横目に登山口となる天神社を目指す。

商店街を抜けてロープウェイのケーブルが見えてくると、阿波おどり会館と天神社に着く。

天神社を参拝し、嫁さんの御朱印ゲット(時間がかかるらしく下山時に受領)後に神社横の登山口からスタート。

序盤は階段の登りで、車道を横切ったあとの中盤は岩、終盤は石畳になる。

人気のお山なのでよく整備されていて、登りやすい登山道だ。

半時間ちょいで山頂公園に着く。

まず剣山神社が現れ、ロープウェイ山頂駅が先にある。

さらに先のパゴダ(仏塔)の所が山頂だ。

ロープウェイが運休中なのでそんなに人は多くない。

山頂公園からは徳島市街から淡路島方面と中国山地(剣山等)方面が綺麗に望める。

ロープウェイでこんな眺望が手軽に望めるお山なので人気なのだろう。

しばし休憩して下山。

今回は徳島の人気低山をユルっと登ったという山行だった。

下山後は阿波おどり会館をちょこっと覗き、道の駅くるくるなると(超人気でなかなか駐車できず、少し離れた臨時駐車場に停めた)で買い物をして、仕上げに村田商店さんで徳島ラーメンを食べて帰路についた。