月曜に休みを取って、4連休で北関東遠征へ。

今回は念願だった冬の武尊山へ!!

日曜の夜は伊香保温泉に宿を抑えて、日曜か月曜で入山可能日を期待する(ここ1週間は不可続き)。

最強寒波で近畿・東海圏を出れるか?と心配していたが、新名神も通行止解除となり、土曜日の20時に自宅を出発。

重の関辺りは前も見えないぐらいの風雪だったが、なんとか近畿・東海圏を脱出。

中央道を進み途中下道を経て上信越道の横川SAで車中泊。

朝起きると快晴の中、目の前にギザギザの妙義山が出現。

幸先良し!!と思ったが、川場のHPを見ると入山不可・・・。

しかたがないので今日は妙義神社と世界遺産の富岡製糸場を巡ることに。

妙義神社は妙義山の麓にあり、妙義山中腹にある大の字が象徴的な神社だ。

富岡製糸場はさすが世界遺産という佇まいで、日本の近代化の礎を築いた製糸の工程や歴史が学習できた。
夜は伊香保温泉 ホテル天坊に宿泊。

伊香保神社を参拝し、伊香保の良い泉質の温泉を満喫。

さらにカニの食べ放題でお腹いっぱいになった。

もし明日も登山不可なら代替山として赤城山を設定。

赤城山は6年前の11月に登っているが、降雪してなかったので、嫁さんのたっての願いを受け入れた。

果たして武尊は翌朝も登山不可・・・。

今回は武尊山は諦めて赤城山に切り替え。

武尊に比べてゆっくりホテルからスタート。

赤城山麓の道路は着雪しており慎重に車を走らせる。

人気のお山だけに多数の車がなだらかな上りの道路を進んでいく。

やがて何台かがスタックしだし、自車もスタック・・・。

着雪はそれほどでもないが、アイスバーンになっているようだ。

なんとか脱出し進んでいくが、1速のままで回転数だけ上がり、スリップしながら進んでいる状態になった。

あと9Km地点・・・おそらくたどり着けないと判断し、赤城山も断念。

2駆のスタッドレス程度では全くお話にならないと、良い経験になった。

しかたがないので更なる代替山の榛名富士(1449m)へ変更し、気を取り直して向かう。

10時半にビジターセンターPに到着。

川場(武尊)の様子はわからないが、ずっと快晴なのがなぜか悔しい。

準備をしてスタート。

時計回りでの周回をするので、榛名湖温泉まで榛名湖畔を雪を踏みながら進む。

途中から車道に出て、30分ほどで登山口に着く。

ここからトレースを頼りに緩やかに登っていく。

途中、斜度が増したところでチェーンスパイクを装着。

山頂直下は岩が出てくるが、おしなべて登りやすかった。

富士山神社の社が出てくると山頂だ。
天気は良いが風が強い。

社周辺は木が茂っていてあまり眺望はない。

ロープウェイの山頂駅まで下ると東から西の眺望があり、筑波山、富士山、八ヶ岳、浅間山が望めた。

簡単にランチをとって下山。

こちらのルートの方が少し急だが、榛名湖を見ながら下れる。

雪質が悪くチェーンスパイクに団子付着するので、数歩歩いては落としながら、40分ほどで下山。

下山後は達磨発祥の達磨寺を参拝して高崎のハリスホテル(急遽予約)に宿泊し、火曜日に帰路についた。

帰宅後気づいたのだが、榛名富士=榛名山だと思っていたが、実は最高峰の掃部ヶ岳(かもんがたけ)が二百名山だったと発覚。

二転三転しての山選定だったので下調べ不足だった。

結局この3日間で何も成し得なかったという悲しい結末。

今回は山行記録ではなく、愚痴日記となってしまった。

しばらく立ち直れそうにない・・・。