12月9日は気温が高く天気も良いとのことで、山と海のコラボを体感しに尾鷲の九鬼へ行ってきた。

山は低山だが熊野灘が望める頂山(いただきやま)、海は神秘的なエメラルドグリーンに輝くオハイ(大配)だ。

朝6時半に自宅を出発し、8時過ぎに九鬼コミュニティセンターPに到着。

準備をして出発。

いきなり階段を登っていくのだが、まだ暖気運転が終わってないのでかなりキツイ。

階段が終わると整備された登山道となり、登山道脇には長く石垣が積まれている(九鬼水軍の跡かな?)。
しばし進むと伐採地となり広く開けて林道に出る。

そのまま林道を進むのかと思いきや、伐採地を直登していく。

登りきるとAコースとBコースの分岐が現れる。

おそらくBコースの方が楽そうだが、ここは敢えてAコースを選択。

再び直登の伐採地となり、これが結構しんどい・・・が、開けているので振り返ると尾鷲湾が望めて気が紛れる。
登り切るとすぐに山頂に着く。
眺望はなく二等三角点がある。

眺望は山頂からではなく、しばし進んだハカリカケ岩からあるので、そちらに向かう。

この頂山の麓は植林だが、山頂付近は原生林だそうで、見ごたえがある。

オハイへのルートからは外れるが、10分たらずで見晴らしの良いハカリカケ岩に着く。

ここからは熊野灘の大海原が望める。

予報どおり快晴で暖かく(暑く)しかも無風のコンディションで山から海を望めるとはホントにラッキーだ。

分岐まで戻りオハイに向かう。

時折急傾斜のある下り基調の道を進む。

終盤は沢沿いとなり、パッと視界が開けると大きな岩場と海が現れる。

絶景の景勝地オハイに到着である。

様々な段差の岩場を注意深く入江の方へ進むとオハイブルーと対面だ。

天気が良くてしっかり陽光が差し込んだエメラルドグリーンが美しい。
美しいオハイブルーだが10m程度の崖の上からだから、美しさと恐怖のせめぎ合い・・・風がなくて良かった!!。

心ゆくまで撮影会をしてランチ。

ホントに暖かくてベースレイヤーだけで十分だった。

食後のコーヒーを大海原を見ながら楽しんで下山。

下山といっても先ずは分岐まで結構な斜度を登っていく。

分岐以降は大小のアップダウンを繰り返して九鬼漁港へ下り、最後は港沿いの車道で駐車場へ戻った。
今回の頂山〜オハイ縦走は里山低山とはいえ、山と海のコラボレーションが秀逸だ。

今日のように晴れていればよりオハイブルーが映えるので、是非天気予報とにらめっこして行って欲しいお山&海だ。