今回は岐阜高山の二百名山 位山(1529m)へ行ってきた。

位山は水無神社のご神体であり、分水嶺のお山でもある。

また、天孫降臨、天の岩戸などの伝説があるパワースポットで、近年ではUFOが飛来するお山とも言われている。

さらに、天皇即位時の笏はここのイチイが使用されているとのことで、なんともすごいパワーのあるお山なのだ。

最近 公私ともに色々ありすぎてるので、是非パワーを頂きたい!!

朝4時半に自宅を出発し、7時20分頃 道の駅モンデウス飛騨位山に到着。

ず〜っと晴れてたのに、飛騨清見あたりから白き世界に・・・。

朝ごはんを食べてる間に少し明るくなってきたので、7時45分にスタート。

出だしはススキや笹の生い茂る、ゲレンデの脇を登っていく。

徐々に晴れだし、陽光にさらされながら登る。

山頂まででこのゲレンデトップまでの間が一番斜度がキツかった気がする。

ところどころに影はあるがなかなかの滝汗だ。

ある程度登って振り返ると槍穂が望める。

おかげでなんとかゲレンデトップに着いた。

ここからはすすき越しに、北ア オールスターズと乗鞍・御嶽が望める。

【笠ヶ岳・槍ヶ岳・穂高たち】


【乗鞍岳】

【御嶽山】
しばし絶景を堪能してほっこりタイム。

ここからは樹林帯となり、眺望は限定的になるものの陽光が避けられて、尚且つ急登のない緩やかな登山道が続くのでノンビリ進める。

御在所 程ではないが、巨岩が現れる。

位山は巨岩が有名なようだが、それよりも奇木に感動した。

岩を抱き込んだ木や、変わった形の樹木がそこここにニョッキリと林立している。

さすがパワースポットだ。

時には木道、ときには笹がうっとおしく、ときにはぬかるみを越えていく。

もう少しで天の岩戸という所で、草刈り機で登山道整備をされていた。

ありがとうございます。

おかげでうっとおしさが無くなりました。

一方で足場が見えず、スベらぬように注意しつつ、天の岩戸に到着。

ここも岩というより、岩と木のコラボで非常に雰囲気がある。

ここから先の山頂付近は周回コースになっているので、展望広場は後にして時計回りで、御嶽・乗鞍の眺望ポイント〜天の泉〜山頂の順に巡った。
ゲレンデトップでは両山ともキレイに見えていたが、ここにきて雲がかかっていた。

天の泉は立派な社になっており、冷たく美味しいご神水で夏場の登山にはありがたい存在だ。

山頂は眺望がなく、山頂標識と三等三角点がある。
展望広場は広々とした見晴らしの良い まさに展望台であり 眼前には白山が広がるが、東側(北ア)の眺望はない。

【白山】
一本の木の陰でランチにした。

木陰に入ると暑くはなく、汗をかくことなくカップ麺を食べれた。

ランチ後下山。

除草範囲もかなり広げられており、足元を注意しながらではあるが、快適に下山できた。

下山すると道の駅ではイベントが開催されており、多くの人で賑わっていた。

下山後は水無神社を参拝し、臥龍の郷で入浴して帰宅した。

位山は二百名山で登りやすく、眺望にも恵まれているのに、今回出合った登山者は多くなかった。

ゲレンデトップからはそんなに急登はないので、冬期登山も良いかもしれない。

頂上付近にはサラサドウダンの群生地もあり、四季を通じて楽しめる良いお山だった。