連休前半は東京の娘さんのところへ行ってきたが、その後は台風の影響で買い出し以外は外に出ず・・・
夏休みのイベントは18~19日の山竹の会での南アルプス遠征なので、前半に台風が来てくれたのはある意味よかった。
約1ヶ月間お山から遠ざかってたので、遠征前の体慣らしと、真ん中の娘さんに誕プレで買ってもらったシューズの様子見で太郎坊山へ行ってきた。
まずは800段の階段を登って太郎坊宮を参拝。
かなり気力・体力が落ちており、ゼェハァとなりながらなんとか到着。
参拝後に太郎坊山へ。
嫁さんはやめとくとのことでソロで登山道へ。
台風の影響もなく、歩きやすくてよく整備された登山道だ。
ただあまり人が入ってないのか、クモの巣地獄であり、枝で巻取りながら進む。
20分ほどで登頂。
麓からの猛々しいイメージとは異なり、岩場の広い山頂である。
少し場所を変える必要はあるが、東西南北 全ての方向の眺望がきく。
ちょっと一服して下山。
下山はクモの巣に悩まされることなくサクッと下れた。
明日からの遠征に少々不安の残る山歩だった。
そしていよいよ夏休みのイベントで南アルプスへ。
北沢峠でテン泊をして、甲斐駒ヶ岳(2967m)と仙丈ヶ岳(3033m)の百名山2座を目指す。
北沢峠まではバスでしか入れない。
その南アルプス林道バスは仙流荘から乗車するが、一度の輸送で定員28人×10台の280人に限られる。
始発の席取り合戦をしてからテントを張って登るがしんどそうだったので、我々夫婦はこもれび山荘を予約(素泊り)して前乗りした。
なによりバス停前の好立地で、到着時は雨だったので助かった。
翌朝5時に出発して長衛小屋テン場へ向かう。
前日は結構な雨だったが、今日は良い天気だ。
3張り分のサイトを確保して朝食を食べて設営していると、後続組が始発バスの乗車権を勝ち取って合流した。
ほぼ日帰り登山装備なので重くはないザックだが、とにかくしんどかった。
持参した水分量(1.5L)が少なすぎてヒャヒャするし、天気が良くて体力が削られるし・・・なんとか登頂できた。
双児山経由の周回ルートで下山する予定だったが、時間と残体力、残水分を考慮してピストンに変更してCT大幅遅れの18時前になんとかテン場に戻った。
晩ごはんと少々のアルコールを接種して爆睡。
幸い雨は降らず満点の星空で翌朝を迎えた。
前日の夕食時にメンバーで、果たして大丈夫か?との議論になったが、チャレンジすることになった。
翌朝は5時出発予定が、準備にてまどい5時半に出発。
前日に比べてペースは悪くないが、我々デブ夫婦は他メンバーに比べて遅いので、山頂で再合流することにした。
今日も天気が良くて6合目からは富士山の頭も見えて、北岳とのコラボが望めたが、まだ間ノ岳は山陰でNo.1,2,3は揃わない。
他メンバーから30分遅れで登頂し、記念撮影後にみんなは下山開始。
頂上手前からガスりだしていたが、次第に晴れだして藪沢カール越しの山頂がキレイに見えた。
ヒュッテからはなだらかなトラバース道となり、藪沢大滝の頭に合流する。
と、ここで激しい雷雨に見舞われた・・・。
登山道は滝と化しローカットの中は水浸しとなり、雷鳴はすぐそこに聞こえる状況。
なんとか耐えしのぎ、歩を進めて無事下山。
幸い雨も上がり無事撤収し3時半の臨時バスに乗車できた。
2日間の山行を終えて、最後に土砂降りはあったものの、比較的天候には恵まれた。
ちょうど登頂タイミングではガスったが、山頂以外での眺望が楽しめたので十分だった。
甲斐駒は花崗岩の白さが際立つ山容のとおり、山頂直下の岩場は苦しいながらも登りごたえのあるお山だった。
また、仙丈は小仙丈から仙丈にかけた たおやかな稜線がいかにも懐の深い女王様というお山だった。
お互いのお山からそれぞれの勇姿を見れるのも醍醐味だったりする!!
また、甲斐駒ではオコジョが、仙丈ではライチョウが見れたのはラッキーだった。
次のイベントは9月となるが、それまでに減量・体力増強・・・なんとかなるのか??
帰りは高遠さくらホテルで温泉に入って疲れを癒したのち、伊那の青い塔でソースかつ丼を頂いて帰宅した。