前の土曜日は夕方から用事があるので、ちょっと遠いがサクッと登れるお山を選択。

奈良 桜井の三輪山(467m)へ。

古事記・日本書紀に登場する大神神社(おおみわじんじゃ)のご神体山である。

5月10日から登拝が再開されたのでさっそく行ってきた。

朝8時に自宅を出発し、9時過ぎに参拝者無料Pに到着。

まだ駐車場も近くに停めれるほどで、参拝者も少ない。

まずは大神神社を参拝して、狭井神社に向かう。
登拝するには狭井神社で申込書を記入・提出して、登拝料(300円)を支払い、タスキと祓串を頂き、
入山の心得を聞いて入山する(お祓いは祓串で各自行う)。
登拝門から先は撮影や飲食(水分補給は可)は不可である。
登拝道は基本 階段で、天面はフラットに整備されていて歩きやすい。

山内はさすがに聖域であり、凛とした空気が漂っている。

登る背筋も気のせいかシャンとする。

1時間弱で山頂の高宮社に到着。

さらに奥には大小の岩が点在しており、ここが奥津磐座のようだ。

登拝道の少し脇に三等三角点があり、ようやく【山】として認識できる。

もちろん眺望はなにもなく、参拝をして下山。

昨日の雨の影響でかなり泥濘んでおり、石段も滑るので注意して下った。

今回は登山というより、凛とした空気の中での登拝という言葉がピッタリのお山であった。

下山後は池利千寿庵にて三輪素麺を頂いた。

ほとんど外で素麺を食べたことはなかったが、家で食べる素麺とは明らかに違った。
茹で方が違うのだろうか?