今回は京都の笠置山(笠置寺)を登ってから奈良の柳生の里までウォーキング。
選挙に行ってからのスタートなので、ちょっと遅めの10時前に町営の駐車場を出発。
5分ほどで笠置山自然公園入口(登山口)に着く。
しばらく階段を登るとやがて登山道らしくなる。
強烈な登りもなく30分で笠置寺に到着。
拝観料(300円)を支払うと境内に13箇所ある見どころポイントを周回できる。
やはり見せ場は最初の磨崖仏だろう。
高さ15mの岩に弥勒菩薩が掘られている。
となりにも大きな岩があり、笠置石(かさおきいし)があり、笠置という地名の由来となった岩がある。
中程にある平等石からは眼下に木津川や笠置の町並みが広がる。
山頂(324m)も途中にあるようだが、行在所跡(後醍醐天皇の居所)の中で標識もない。
柳生の里に入るとすぐに十兵衛杉が墓地の上方に現れる。
近くまで行くとその大きさに圧倒される。
落雷により枯れてしまったそうだが、凛と立つ姿は柳生十兵衛三厳を思わせる。
更に進むと趣のある十兵衛食堂があったので、名物の十兵衛うどんを頂いた。
その後鬼滅の刃の聖地と言われている、一刀石へ向かった。
少し登ると天石立神社があり、その奥に一刀両断にされた大岩がある。
確かに炭治郎が修行中に切った岩のように見える。
車道からここまては容易に来れるので、多くの子供たちが炭治郎岩を見に来ていた。
帰りの旧柳生藩陣屋跡でちょうど桜まつりが開催されていた(残念ながら桜は終わっていたが・・・)ので少し立寄って帰路についた。
帰りは笠置山へのピストンではなく、緑のしずくコースというハイキングコースにした。
ところがハイキングコースとはいうものの、極めて狭い車道を3キロ歩くことになり、車が来るたびにヒャッとする。
柳生の里から1時間弱で無事駐車場に戻った。
今回は登山というよりウォーキングだった。
笠置山は山としては物足りないが、笠置寺は色んな岩があるルートを周回出来て、面白いお寺である。
柳生の里は今でこそ道がついているが、昔はホントに奥まった谷あいの里という感じが、今でも残っている風情のある里であった。
柳生街道は色んなルートがあるようなので、次回は違うルートで歩いてみたい。