年男の今年の登り始めは岐阜の兔走山(とのやま)へ。
標高172mの超低山なので、いつもの男孫、孫娘と珍しくかあちゃん(長女)も一緒に行くことになった(年女だかららしい)。
ということで初登りは嫁さんも含めた5人パーティでの山行。
朝9時半に登山口となる春日神社駐車場に到着。
我々以外に誰もいなかったが、準備をしてスタートする頃になると、多くの登山者が下山してきた。
やはりサクッと登れる兎年のお山として人気があるのだろう。
しかし出だしから超低山らしからぬ登りとなる。
ただ標高を10m上げるごとに標識があり、危険箇所もなく、かぁちゃん以外はスタスタ登る。
北東の展望があり雪をまとった御嶽山と眼下に長良川が望める。
かわいい標識はあるが眺望はない。
兎走山だけ登るのであれば、春日神社からのピストンを強くお勧めする。
一旦長良川まで下り切ってしばし車道を歩く。
ここからは指導標がないのでヤマップを確認しながら進む。
途中、西側の眺望があり、舟伏山越しに岐阜城を擁する金華山が望める。
感覚的にはあっという間に岩田山(270m)登頂。
少し外れたところに南側の展望がある箇所があり、ここでランチにした。
冬のこの陽気で食べるカップ麺は最高である。
食後は下るだけなのだが、ここからの下りが眺望激下りである。
かあちゃんはヒップソリ状態で、なんとか緩斜面まで下ってきた。
ここまで下ると春日神社まではすぐだ。
1時過ぎに無事下山。
厄落としの意味でも選択した兎走山だったが、超低山と思っていたものの、なかなかの急傾斜だった(今回の周回は反時計回りで下りが急だった)。
なかなか侮れないお山であった。
翌月曜日は自身と長女の厄払いで立木観音を参拝。
ここは祈祷はなくて、後日祈願された御符が送られてくるそうだ。
あまり知らなかったが、ここは厄払いでの評判が良いらしく、何事もなく元気に登山できれば(もちろんお仕事も!!)ありがたい。
鐘楼手前を左手の林道側へ進む。
しばし林道が続き、最後に山道らしくなる。
鐘の音を聞きながらの登山も身が清められるような厳かな感じがする。
平服(スニーカー)なので最後の登りは少し滑るが15分ほどで登頂。
眺望はないが三等三角点がある。