今回は嫁さんと男孫の3人で、福井高浜の青葉山(694m)へ行ってきた。

青葉山は若狭富士と呼ばれているが、実は双耳峰である。

特に東側から見ると綺麗な円錐状に見える優美なお山だが、南側から見ると印象がずいぶん変わってしまう。

朝6時過ぎに自宅を出発して、松尾寺駐車場に9時前に到着。

松尾寺Pから高野登山口まで歩いて、東峰・西峰に登頂して松尾寺Pに戻る周回ルートで行く。


 9時過ぎにスタート。

2キロほど車道を高野登山口まで40分歩く。

天気は悪くないが雲が多い。

樹林帯の登山道は緩急を織り交ぜた、基本 登り一辺倒だが、絶妙な間隔でベンチが設置されている。

登山口から50分ほどで展望台に着く。

この展望台からは若狭湾が望めるのだが、残念ながらガスっておりスッキリせず・・・。

しばし休憩して東峰を目指す。

曇ってはいるが登り始めてから汗が止まらないうえに、何故か体が重くて後ろを歩く孫から煽りまくられる。

途中馬の背を越えるが、少し高度感はあるものの南側の眺望もあり、孫もビビることなく張りきって越えてきた。

馬の背を越えてしばらく進むと東峰山頂だ。
見晴らしはないが祠の下の段が広場になっていて、ベンチもあるのでここでランチ(おにぎり&カップ麺)にした。
ここから西峰に向かうが、岩場が増えてロープやハシゴのある上り下りとなり、お待ちかねのカニのヨコばいが現れる。
期待に反してカニのよこばいは ごく短い区間で、あっという間に終わってしまい少し拍子抜けだったが、岩場の上り下りは結構面白かった。

30分で西峰到着。

ここもそれなりの広場になっていて神社と小屋があり、奥の岩を登ると山頂標識がある。

広場からは南側の眺望があり、岩場からは北側の若狭湾の展望がある。

特に若狭湾側は雲がかかっていて、しばらく粘ったが最後までスッキリしなかった(残念)。

ここも高度感はないが滑りやすいので注意は必要!! しばし休憩して下山。

下山は松尾寺に向けて下ったが、登りで使った高野ルート(中山寺ルート)に比べると、急勾配でスリップ等 要注意である。

またこのお山は色んなキノコがあり、まるできのこの山だ。
相変わらず下りでも汗まみれになり、結果 タオル3本を使った。

14時半に無事下山。


 帰りは 道の駅シーサイド高浜 の 湯っぷる で存分に汗を流した。

せっかくなので三方五湖のうなぎを食べて帰ろうと、店を探したがどこも閉店が早く、ソースカツ丼を食べて帰宅した。


 今回は晴れてなかった割には汗が止まらない状況で、嫁さんに至っては「夏の低山は卒業」という始末。

孫は富士登山で自信をつけたのか「この程度のお山はちょろいもんだ」と頼もしい発言。

青葉山は標高差はそれほどなく距離も長くはないが、眺望があり(晴れていれば)、岩場もある登りごたえのあるお山であった。

ただ基本 樹林帯を進むので、暑さ対策と飲料は多めに持参することをお勧めする。