今回も緊急事態宣言下ということで、近場の低山ハイクへ。

竜王アウトレットPから鏡山(385m)へ。

嫁さんは道の駅側から登ったことがあるらしいが、アウトレット側からは初めて。

冠山は低山ながら万葉の頃から和歌や俳句の歌枕として詠まれた歴史ある山だそうだ。

9時に自宅を出発して、途中コンビニでおにぎりを買ってから現地着。

まだアウトレットは開店しておらず、車の往来もまばらである。

天気予報では午後から曇りだが、今はまだ良い天気で暑い・・・。

準備をして9時45分に出発。

出だし階段を上ってしまい間違ったが、すぐに修正してオフロードコースのような場所を進む。

その後なだらかな登山道となるが、前日まで雨だったので所々で沢になっているが、地盤が岩稜のためか泥んこ状ではない。
途中 鳴谷池という沢山のモロコが泳ぐ池があり、あずま屋もあって雰囲気が良い。
池を過ぎて進むと山頂まで色んなキノコが現れる。
食せるものでは無さそうだが、キノコ好きにはたまらない山(きのこの山)ではないだろうか??
分岐を雲冠寺跡経由方面に進むと光が射さなくなり、ヤブ蚊祭りとなる。

低山で暑そうだったので半袖・短パンなのだが、ここの蚊はひねくれておらず、虫除けがよく効いて刺されることはなかった。

雲冠寺跡には三尊石仏と説明板があるが、それ以外に特に何かがあるわけではなく、ここからおよそ10分で山頂に着く。

ここの標識には竜王山(384.8m)と書かれている。

これはこの鏡山と隣の雪野山には龍王が住むと言われていたため竜王山と呼ばれているらしい。

少し下った所に展望台があるのだが、残念ながら老朽化により立入禁止となっている。

山頂に戻って西へ3分ほど進むと鏡山の二等三角点がある。
こちらは竜王山の標識があったところから0.2m低い。

竜王山側の眺望は全くなかったが、こっちは南側が開けていて金勝〜湖南アルプスとギリギリ三上山(近江富士)が望める。

眺望のきく岩場でおにぎりを食べてピストンで下山。
下山は雲冠寺跡ではない方(雲冠寺跡ルートがヤマップルート)で下山した。

往復ちょうど2時間で、登山道も急登や危険箇所は全く無く、初心者向けのよく整備された安全なルートである。

すれ違ったパーティもガチではなく、ハイキング的な格好の登山者が多かった。

少しもの足りなかったが、暑い日にはこのぐらいが丁度良かったのかも・・・。