すなかなかアップ出来なかったが、GWも終了したので登山活動について振り返ることとする。

 

先ずは、GWの3日に9ヶ月ぶりに山竹の会フルメンバーで、百名山 八経ヶ岳(大峰山)に登ってきた。
行者還トンネル西口Pがどの程度混むのかわからなかったので、23時半に自宅を出発してR309のとんでもない道を何とかクリアし2時にPに到着。
既にトンネルに近い所は3台分しか空きがなかったが、無事に駐車してしばし仮眠。
外は車が揺れる程の強風。
雲の流れが速くて天気は悪くなさそうな状況。
サンドウィッチを食べて準備をし、6時過ぎに行動開始。
しばし川沿いの緩やかな道を進み、木橋を渡ると登りはじめとなり、所々 岩場の急登を進む。
最近は嫁さんとのチャッピーハイクが多く、久しぶりのガチ登山なので、出来るだけゆっくりペースで登る。
ちょうど1時間で奥駈出合に着く。
ここから大峯奥駈道となり、しばらくはゆるやかなアップダウンが続く。
標高1550mあたりを越えると雪が出てきた。
どうやら前日の雨がこの辺りでは雪だったようで、早朝だったことも幸いして、木々の霧氷が快晴の青空と相まって、めっちゃ綺麗だった。

ほぼCTの1時間25分でP1600弁天の森に到着。
このあたりから目指す弥山・八経ヶ岳が見えて少しテンションが上がるが、一方で体力はずいぶん下がっている・・・。
聖宝ノ宿趾で少し休憩して弥山小屋へ向かう。
ここから再び急登となり、積雪も増えるが所々 木段もあり、ノンアイゼンで問題はない。
さすがに最後はゼェハァ状態になりペースが落ちたが、なんとかほぼCTどおりで弥山小屋に到着した。

しばしの休憩と弥山神社のお参りをしてから八経ヶ岳へ向かう。
弥山神社からは八経ヶ岳の山容が綺麗に望める。

一旦下って登り返すと30分弱で八経ヶ岳山頂に着く。
山頂からは360°の展望があり、山頂標識の後ろの立木にはエビのしっぽが出来ていて、快晴のもとインスタ映えするタイミングでの登頂であった。

山頂標識の他に錫杖と少しわかりにくいが二等三角点もある。
東には大台ヶ原、北西には金剛山が望め、しばし撮影会をしてから弥山小屋に戻る。
ベンチが沢山あるが一杯だったので、小屋から少し離れた平らな所でランチにした。
最近はみんな面倒くさいので、カップ麺とおにぎりを食べてからコーヒーを飲む。
弥山小屋の屋根からは緩んだ雪が爆弾を落とすので小屋から離れて正解だった。
コロナ禍とはいえGWでもあり、登山をとおして結構な人がいるが、密になることはない。
1時間ほどまったりして下山する。
下山時は既に雪は融けており、ところどころでは下痢道になっているので、足をとられないように要注意だ。
久しぶりのガチ登山では登りより下りの方が身体への影響が大きい。
先ずは膝が悲鳴をあげて、次に腰がお亡くなりになる・・・。
時々ストレッチをして騙しだまし、なんとかほぼCTで下山した。
今回は雪山を想定してなかったので、前半は強風続きでめちゃ寒くて、持ってるウエアを全て着こんでフードを被って進み、弥山・八経ヶ岳では風が弱くなり快適に過ごせた。
下りは進むにつれて暑くなり、アウターを抜いでいきうまく調節できたので、山行をとおして汗をかくことはなかった。
下山後は洞川温泉の柳屋さんを予約しておいたので、温泉と夕食を満喫して反省会をしてから、ゆっくりと休ませてもらった。
今回は30座目の百名山登山となり、思いがけない積雪で晴天のもと、季節外れの霧氷とエビのしっぽを見ることのできた山行だった!!

下山後は洞川温泉に向かい予約しておいた柳屋さんへ。

別館を3家族で貸し切り状態で使用させてもらえた。

先ずは温泉へ!!

4人入ると一杯になる風呂だが、3人でのんびり良いお湯を満喫させてもらった。

夕食は豆乳鍋メインでアユの塩焼きや小鉢付き。

ビールを飲みながら美味しく頂いた。

部屋に戻って2次会スタート・・・・疲れてはいたが、22時ころまで今回の山行につき反省会。

翌4日には旅館の窓から見えた吊り橋へ。

入山口が分かりにくく迷いながらも到着。

下から見ると恐ろしく高いが実際行ってみると両側に網が張られており、それほどの高度感はない。

その後 龍泉寺を参拝して洞川温泉街を散策して帰路についた。

帰りはこれまた対向もできないほどの狭路を進み道の駅吉野路黒滝に寄った。

すごくアプローチしにくい場所なのだが、たくさんのお客さんで賑わっていてビックリ!!

自家製チャーシュー弁当を食べて、早めの15時過ぎには帰宅して、その日のうちに登山用具のメンテナンスを済ませた。

 

6日は会社のGW連休を利用して、嫁さんのご希望で雪の大谷見物と立山室堂でのスノーハイク。
6日の夜に宇奈月温泉の湯快リゾートを予約して、翌7日には富山の山を登る計画。
前回の八経ヶ岳で膝が痛くなったとのことで、低山の尖山を設定して6日の3時に自宅を出発。
北陸道を突っ走って立山駅Pに6時半に到着。
平日ということもあり、駐車場は少な目。
駅に一番近い駐車場に停めて朝食を食べてケーブルカーへ。
7時40分始発には乗れずに50分の第2便に乗車。
すこぶる密である・・・。
バスに乗り継ぎ9時前に室堂着。
立山登拝をした4年ぶりで2度目の室堂だ。
まずは雪の大谷へ。

既にバスの車窓から見てはいるが、いざその場に生身で行ってみると圧巻である。

今年は若干低いらしいが、それでも14mあるそうだ。
また、通常この時期は雪が黒くなるが、直近で降雪があったので雪が白くて綺麗だと係員の方が教えてくれた。
今年は開業50周年で当時の1車線を再現しているので、より迫力があるとのことだ。
道路に雪解け水が流れていないので、今しばらくは見頃が続きそうだ。
ターミナルに戻ってカフェでコーヒーを飲んでしばしまったりしてからスノーハイクへ。
快晴で富山湾、大日・奥大日、剣、立山三山が一望できる。

まだ雪の下のみくりが池を見下ろしつつ、みくりが池温泉へ向かう。

トレースが多く歩きやすいのでスノーシューやワカンは要らないが、所々踏みぬくと膝まで入るのでトレースをよく確認しつつ進んだ方が良い。

みくりが池温泉前のハイマツの茂みでライチョウがかくれんぼをしていた。

なかなか全身を晒してくれなかったが、快晴で見れたのはラッキーだった‼️

みくりが池とみどりが池の間を歩いて室堂山荘へ、室堂小屋はほぼ雪に埋まっており、この時期での雪の多さにアルプスを感じさせてくれる。
ホントはここからせめて一ノ越まで行きたかったのだが(アイゼンを持ってきたのに・・・)、嫁さんの猛烈な反対を受けてしかたなくターミナルに戻った。
レストランでカレーを食べて、12時40分のバスに乗車。14時前に館山駅に戻り着いた。
その後、一風変わったCVS 立山サンダーバードに立ち寄って、芦峅寺と岩峅寺の両雄山神社を参拝してから宇奈月温泉へ向かった。

宿泊は湯快リゾート 宇奈月グランドホテルへ。

チェックイン後腹減しに宇奈月散策に出かけた。

宇奈月は4年前に立山登山の翌日に訪れてトロッコに乗って以来だが、そんなに大きな街ではないしコロナの影響か平日の夕刻だからかはわからないが、お店もほとんどが閉まっており少し寂しい印象だった。

ホテルに戻り温泉に浸かって疲れを癒す。

さすがに湯快リゾートだけあり、広々とした温泉で人も少なかったおかげでのんびり入浴できた。

入浴後は無料マッサージ機で八経ヶ岳でのこわ張りをほぐした(実はまだ腰が痛い・・・・)。

夕食は全国うまいもん祭りと銘打ったビュッフェで全国のあらゆるメニューがならんでおり、味もどのメニューも美味しくてお腹いっぱいになるまで堪能した。

 

翌7日は朝方は晴れていたものの次第に雲が出てきて、嫁さんも「登りたくない」とゴネたので尖山登山は断念した。

どこに行こうかと思案したが結局 北陸小矢部のアウトレットへ。

理由はノースのショップがあるから・・・・

おかげで良さげなハードシェルを購入できたので、せっかく富山に行ったのにアウトレット?? とならずに済んだ!!

お昼ご飯は氷見まで足を延ばして氷見魚市場食堂で氷見浜丼を頂いた。

旬で新鮮な刺身が乗ったもので、あまり普段は生魚を食べないのだが、これは全く臭みもなくホントに美味しかった。

富山の食を満喫して帰路についた。

 

今回のGWは登山としては八経ヶ岳の1回だけだったが、雪の室堂でのスノーハイクと両日とも快晴で自然に心癒されるとともに、洞川と宇奈月の温泉で身体も癒され、更には美味しいものをたらふく食べれた良いGWだった。

もちろんGW前より太ったことは言うまでもない・・・・。