12日の金曜日は会社が休みだったので、三重県松阪の伊勢山上へ行ってきた。
伊勢山上は320mの低山だが、実は飯福田寺(いぶたじ)といって役小角(役行者)が701年に開創した行場である。
10箇所ほどの岩の登り降りがあり、所々  鎖場となっている。
久しぶりにヘルメットを持参して、9時過ぎに飯福田寺Pに到着。
準備をして受付。

お寺の方からの注意事項を聞き、一人500円の入山料を払って、いざ表行場へ‼️
石段を上がり薬師堂の左手から入山。

ここから山側を周回して戻ってくるルートである。
しばし岩が多めの登山道を進む。

5分ほどで最初の行場である油こぼしの鎖場に着く。

20~30m程度の高さでホールドのないところもあり、鎖を上手く使いながら登っていく。

全体的に言えることだが、岩は滑ることなく、しっかりと靴底のフリクションが効くので、比較的安心感がある。
また、迂回路がある所もあり、どうしても無理なら岩場を避けることもできる。
ここは嫁さんも難なくクリア。
次は岩屋本堂、役小角が祀られるお堂がある、この伊勢山上のシンボル的存在である。

このお堂の右側をボルダリングよろしく登り、

更に右側から大岩場の上部へ上がっていく。
結果的にこの大岩場上部への上りが一番難しかった。

抱付岩を過ぎるとしばし普通の登山道が続き、小天井・大天井の2つのピークを越えて、亀岩から再び岩場が続いていく。
こちら側はピークを越えた下りになるので、岩場も下りがメインになり、足場をよく確認しながら降りる必要がある。

比較的長い鎖場もあり、嫁さんは迂回路をいく場面もあった。
最後は137段の苔むした石段を下って、ちょうど2時間で無事下山した。
表行場を終えると裏行場へ行くことが出来るが、嫁さんはビビってしまって止めておくと言うので、今回は表行場の全クリ(迂回路使用せず)で終了とした。
久しぶりに岩場のいい練習ができた‼️