先々週から木曽駒を狙っていたが、ようやく27日の日曜日にチャンスが巡ってきた!!
木曽駒は4年前の10月に一度登っているが、その時の空の青さ(青いというワードでは表せられない・・・)が忘れられなかった。
今回は冬期なので、雪の白と空の青のコンビネーションに期待大。
雪質がわからないので、ワカン+12本爪+ピッケルを準備して挑んだ。

ピッケルは今シーズン用に新調したものだ。
朝5時に嫁さんと二人で自宅を出発して、8時前に菅の台BCに着いた。
始発前であるにも関わらず既に長蛇の列。
準備をして嫁さんと手分けをして、チケット購入とバス待ちの列に並び、三順目のバスにようやく乗車。
ロープウェイに乗り継いで、10時前に千畳敷カールに到着。
カール上部には4年前と同じ紺碧の空が‼️
カールが雪で白い分、更に空の色が引き立っている。

今日は快晴なので北岳・間ノ岳の向こうに富士山も望める。

カールを見ると既に結構な人が行進してるので、ワカンではなくアイゼンにして、登りは行けるところまでストックで行くことにした。
最初は快調に雪道歩きを楽しんでいたが、冬道の直登で特に八丁坂の急登はかなり辛い。

カール内は全く風がなく、暑いのなんのって・・・。
ところが、乗越浄土に着いたとたん強風となり、このギャップがスゴい!!。

脱いでいたアウターを着るだけでなく、グローブも厳冬期用に変えないと一瞬にして指先の感覚が無くなる。
ここから中岳、木曽駒に向けて、これ以上風が強くなると途中撤退も視野に入れつつ、先ずは中岳に登頂。

ここまで来ると御嶽山が綺麗に望める。

乗越浄土から木曽駒間は風が強いせいか、雪の着きが悪く結構岩が露出している。
特に中岳から頂上山荘への下りは慎重に下る。
ここも鞍部なので風が強い・・・。
木曽駒への登り返しは見た目以上にキツいが最後の力を振り絞って2時間弱で無事登頂。

若干曇ってきたが眺望は満点だ‼️

ただ風が強くて撮影会もほどほどにして、冷たいおにぎりをなんとか一つ頬張って下山。
下山は雪・岩ミックスはもちろん要注意だが、核心部は乗越浄土直下ぐらいで、あとは注意しながらであれば、ヒップソリでも十分だ。

1時間とちょっとで下山。
残りのおにぎりは車に戻ってから食べた・・・。

帰りは早太郎温泉 こぶしの湯で凍えた体を暖めて、駒ヶ根名物 ソースカツ丼を明治亭で食して帰った。

今回は快晴だが強風で、撮影するのにちょっと手袋を外しただけで指先の感覚が無くなり、手袋をはめてもまったく戻らないという、冬の高山の恐ろしさを実感した。
一方で久しぶりに木曽駒ブルーを雪の白さとの対比で目の当たりに出来た山行だった。

~追記~
年末も押し迫った昨日(29日)、真ん中の娘さんを迎えに名古屋へ行った帰りの新名神で、車がトラブって(エンジン挙動がおかしくなり、EPCやら他にも警告灯が点灯)、たまたまPAの手前だったのでなんとかPAに入って、既にディーラーが休みに入っていたので、カスタマーセンターに問い合わせたところ、これ以上の走行はダメ(というかエンジンストールする)とのことで、愛車はレッカー搬送されていった・・・。
自宅から40分ほどのところだったので、上の娘の旦那さんに迎えに来てもらって、事なきを得たが、最近の車は全てが電子制御で訳がわからん・・・。
年末の最後に2020年を象徴するような出来事だった。