31日の土曜日に東日本登山部で男体山に行ってきた。
男体山は栃木県日光の中禅寺湖北に位置する標高2486mの活火山で日本百名山である。
今回は二荒山神社 中宮祠からピストンで登った。
ちょうど紅葉シーズンで、周辺は鬼混みだとの情報により、いつも通り終電で溝の口に集合して、二荒山神社に4時間半に到着。
もちろん渋滞などまだなかったが、駐車場(とりわけ、わかりにくい登山者P)は既に満車であった。
レストセンターPも登山者は無料駐車できるとのことで、ここに駐車した。(この駐車場はがら空きであった)
しばし仮眠をとって朝食と準備を済ませて7時前に出発。
暗いうちは全くわからなかったが、周囲は紅葉真っ只中であり渋滞するのも頷ける。
トイレを済ませて代表者が登山届と一人千円の登拝料を支払うとお守りが頂ける。
安全登山を祈願して登拝門をくぐって登山スタートだ。
しばし階段が続き、一合目を過ぎると木漏れ日の樹林帯の笹道となる。
三合目から四合目の間は舗装された工事道を進むようにあらかじめ指示されており、登り一辺倒の男体山にあって、しばし楽に進める区間だ。
四合目からいよいよ本格的な登山道となり、五合目を越えた辺りで振り返ると富士山が望めた!!
最近の登山ではなかった快晴に心も踊る。
ここからは岩場の登りとなるのだが、登山者が多いせいか踏み跡がいくつもありチョイスが難しい・・・。
下ることもなく登り続けていくが、振り返ると中禅寺湖と後方の山々の紅葉が心を癒してくれる。
九合目を越えてくると溶岩帯となり、遠景に八ヶ岳や雪をまとったアルプスが見えるようになり、さらに頂上直下までくると戦場ヶ原越しに先月登った日光白根山がすぐ隣に聳えていて興奮度もMAXとなる。
コースタイムを大幅にオーバーする4時間20分でようやく登頂した。
細長く広い山頂で、山頂標識もそこここにあり、登頂直後はどこが山頂かわからなかった。
とりあえずシンボルの剣の刺さっている所に行ってみると、その少し先に一等三角点があった。
ここからは360°の絶景が得られる。
富士山、八ヶ岳、皇海山、浅間山、北アルプス、至仏山、燧ヶ岳、那須岳、筑波山・・・。
今日は快晴でどこの山にも登山者がいて、みんなこの絶景を堪能しているんだろあなぁ~と思うとなんかワクワクが止まらん!!
しばし久しぶりの絶景を満喫してお昼にした。
今回もおにぎりとカップ麺&食後のカフェ。
やはり絶景を見ながらのコーヒーは最高だと、最近天気に見放されていたからこそ つくづく思う。
天気が良かったので、山頂で1時間半も過ごしてから下山。
下山は足を取られる溶岩帯、ルートチョイスの難しい岩場と、登り以上に神経を使った。
四合目に戻る頃には久しぶりに脚がガクガクになった。
それでもなんとか4時過ぎに無事に下山。
無事下山のお礼をして、社務所で山バッチを購入して登山を終えた。
帰りはいろは坂までは想定通りの渋滞だったが、そのあとは順調に進み21時前に溝の口に戻った。
今回は久しぶりの快晴で心踊る登山だったが、コースタイムを大幅に超えるペースにも関わらずヘロヘロになってしまった・・・。
まずはコロナ禍での体重増をなんとかしなければ!!