9日の日曜日に奈良の高見山に登ってきた。
もともとは雪山をやりたかったのだが、山竹のメンバーから高見山の霧氷を見たいとの要望があり、週末に寒波も来たので行ってみた。
高見山は奈良と三重の県境にあり、台高山脈(台は大台ヶ原で、高は高見山のことである)の北端に位置する1248mの山であり、その山容から関西のマッターホルンと呼ばれている。
霧氷目当てなので朝5時に団地を出発。
今回は一家族の都合がつかず、4人での登山である。
登山口となる たかすみ温泉の駐車場には6時40分に到着。
少々風があり、時折 雪が舞う かなり寒いコンディションに、中々 車から出られない。
車内で朝食をとり、しばし車内でグズグズ・・・。
意を決して準備をして、ようやく8時に登山スタート。
しばし雪のない階段状の登山道を登っていく。
「高見山」「高見杉」と、なんかお相撲さんを連想させる名前だなぁ・・・と思いつつ歩を進める。
更に30分ほど進むと雪も増え始めるが、アイゼンまでは必要ない。
高見岩・揺岩を越えて山頂が近ずいてくるとようやく雪山っぽくなってくる。
残念ながらあまり天候がよろしくなく、眺望も一瞬のみであった。
11時を過ぎると、どんどん登山者が増えてきて、狭い山頂がごった返しだしたので、簡易アイゼンを着けて下山。
この時に買って間もないBDのグローブが飛んでいったのである・・・悲しすぎる
。

予備のグローブに変えて下山開始。
登りではそこまでではなかったが、登山道は踏み固められてアイスバーンと化している。
下りのアイゼンは必須だ。
完全に降雪している登山道は歩きやすいが、まだら模様だとアイゼンが引っ掛かったり、岩場で滑ったりと気をつかう。
高見杉まで下りてきて、ここでアイゼンを外す。
ここから先もまだ所々 雪は残っており、更に気をつけて下っていく。
下山後は車を停めさせてもらった(無料)、たかすみ温泉で凍えた身体を温めた。
先日の強風で休業していたが、ちょうど前日から内湯のみ営業を再開したそうだ。
時間も14時前と早かったこともあり、入った時は比較的のんびりと浸かってられたが、身体を洗い終わる頃には洗い場には待ちの列が出来ており、もう一度湯船に入りたかったが、湯船は芋洗い状態で諦めた・・・。
待合室もロッカー待ちの人で溢れていた。
露天風呂が再開されるまでは、車で行く人は別の温泉をチョイスした方が良さそうである。
帰りは みたらし団子が美味しいとのクチコミを見て、西昭和堂へ行き みたらし団子を食べた。
近場の道の駅に寄って、途中で晩ごはんを食べて18時過ぎに帰宅した。
降雪量はものたらなかったが、無事に霧氷を満喫できた。
ただ最近の山行はどうも風に悩まされている。
何かの暗示かもしれないので、今年の雪山では慎重に行動することにしよう
