例年 年末年始の休みでは山には行っていなかったが、今年から下の娘さんが元旦から仕事になったので、家族行事も少なくなり、3日に一人で竜ヶ岳に行ってきた。
竜ヶ岳ほ滋賀と三重の境に位置する1099mの鈴鹿山脈の1座で、鈴鹿7MTの一つであり、自分としては今回で6座目となる。
朝 7時に自宅を出発したが、途中のコンビニで昼のおにぎりと朝のサンドイッチを買いに寄ったところ、財布を忘れたことが発覚・・・。
一旦戻って購入したので30分ほどロスをした。
新名神のおかげで、途中 鈴鹿SAでサンドイッチを食べて、トイレを済ませて 現地 宇賀渓Pには9時前に着いた。
早々 準備をして、9時にスタート。
天気も良かったので、今回は眺望のきく遠足尾根で登る。
林道を20ほど進むと遠足尾根登山口だ。
稜線に出るまで永遠登り続けていく、1時間ほど進むと突然 岩場が現れる。
しばく進み竜ヶ岳への指導標が出てくるあたりから尾根道となる。
目指す竜ヶ岳もその先に見えてくる。
この状態なら逆に雪があった方がましである。
稜線なので風も強くなり風に抗いながら、更に泥に足をとられないように気をつけながら、ちょうど3時間で山頂に着いた。
前回の黒斑山と同様、風で体温がどんどん奪われていく。
寒さに耐えつつ、一応 二等三角点をポチ。
遠足尾根の途中では、伊勢湾方面も綺麗に見えていたが、残念

こういう時は長居をせずに即 下山。
下山は金山尾根を下っていく。
この登山道もドロドロの状況で、恐ろしいほど滑る・・・。
足の置き場と置き方に神経を使いつつ下っていく。
下山しだすと雲が晴れて良い天気になりだした。
頂上では10人ほど登山者がいたが、このルートは誰も下りてこないし、誰も登っていかない・・・あまり人気のないルートなんだろうか??
金山から1時間で金山尾根分岐に、更に30分で宇賀渓Pに帰還した。
金山尾根分岐からは沢沿いとなり、丸太橋もある面白いルートであった。
今回は単独で遠足尾根↗️ 金山尾根↘️での山行だったが、雪解けのグチャグチャ道を除けば、非常に整備された安全な登山道であった。
特に黄赤のマーキングが、必ず見える範囲に施されており、迷うこともない 行き届いたルートである。
ただし、遠足尾根の前半は遠足感は全くなく、かなりの急登を覚悟しておく必要がある。
また、今の時期は避けてやはりシロヤシオが咲く春がお勧めだ。
いずれにしても風の恐怖を体感した山行であった。