翌朝は4時に起床。
山小屋泊は7度目だが、どうも熟睡できない・・・。
一度テン泊にもトライしてみたいもんだ。
朝食前にご来光を見に外へ。
今日は雲もなく良い天気である。
藍色からオレンジに変わっていく様を見ていると、寒さも眠気もとんでいく。
5時過ぎから朝食を頂き、ザックはデポさせてもらい燕岳へ。
しばらく歩くと燕岳のモニュメント的なイルカ岩が現れる。
嫁さんは餌をやっていた
(笑)。

花崗岩を更に登っていく。
7時半に山荘へ帰還。
下山前に嫁さん念願のケーキを頂いた。
準備をして8時過ぎに下山開始。
下山の方がこんなに急登を登ってきたのか??と その勾配を感じる。
今日から連休という人も多いのだろう、ひっきりなしに登山者が登ってくるので、すれ違いに時間がかかる・・・。
1時間ほどで合戦小屋に到着。
スイカを食べる人で溢れている。
しばし休憩して下山再開。
小さい子供も頑張って登ってくる

順調に4つのベンチをクリアして、12時前に無事下山。
あまりの暑さにソフトクリームを食べて、12時半に駐車場に戻った。
帰り支度をして有明荘の温泉に浸かって2日間の疲れを癒した。
硫黄の匂いがする珍しい温泉だったが、入浴後 嫁さんが「指輪の色が変わった」と騒いでいたので、調べてみるとシルバーは変色するらしく、アルミ箔に塩を入れて熱湯をかけると復活するとのことで、帰宅後に実践したら見事に復活して事なきを得た。
少し遅めの昼食は安曇野なら蕎麦だ
とのことで、安留賀さんで二枚もりを頂いた。

ご馳走さまでした。
帰りは睡魔との戦いを何とか征して無事に7時過ぎに自宅に着いた。
今回は晴天に恵まれ、絶景を堪能できた。
夕焼け、ご来光もバッチリ

不安だった北アルプス三大急登 合戦尾根も、ゆっくりペースで歩けば メチャメチャきついものではなかった。
さすがに登山者の多いルートで、よく整備され 危険箇所もなく、老若男女を問わずに楽しめる山であると同時に、燕山荘も人気があることが頷ける、おもてなしを大切にされている、すばらしい山小屋であった。
ただ、帰宅後3~4日間は脚の筋肉痛で泣かされた・・・。
これだけ登っていても、今回 筋肉痛が出たということは、やはり合戦尾根は侮れない急登だったのだろう・・・。
記憶に残る素晴らしい山行だった
