2日目は5時半に起床し、7時に単身宅を出発して筑波山へ向かった。

前日の酒が少々残っており、うとうとしてる間に10時に現地に着いた。

常磐道で渋滞に巻き込まれ約1時間のロスである・・・。

筑波山は西の富士 東の筑波といわれる名峰であり、877mの女体山と871mの男体山からなる一番標高の低い百名山である。

ケーブルカーとロープウェイでも手軽に登れる人気の山である(これがのちの悲劇となるのだが・・・)。

 

駐車場がなかなか見当たらず、ようやく街外れに空きを見つけ、準備をして10時過ぎにスタートした。

今回は白雲橋コースで女体山を踏み、男体山を経由して御幸ヶ原コースで下山する約3時間40分の周回ルートである。

元々の計画では9時にスタートして昼過ぎに下山の予定で、昼食は頂上にある茶店でとるつもりであったが、渋滞で1時間ロスをしたので一応コンビニおにぎりを買って登った。

しばらく集落を歩き筑波山神社右手奥から登っていく。

しばらく進むと白蛇弁天という祠が現れる。

白蛇を見かけると金運がアップするらしい。

1時間と少し登ってくると登山者が渋滞して突然進まなくなった。

登山道の幅が狭く、引き違いに時間がかかっているのだと思ったが、ここから永遠となんと頂上まで渋滞であった・・・。

進むより止まっている時間が長く、まるでUSJやディズニーランドでアトラクションを待っている状態である。

登山道も途中 沢化しており泥濘状態で、下ってくる何人かは足を滑らせて転倒していた。

特に軽装の観光客(登山者ではない)はスニーカーやパンツが泥まみれになってしまっており気の毒である・・・。

ようやく弁慶七戻り等の奇岩エリアに12時過ぎにたどり着いた。

まだここから頂上までは数百メートルある・・・。

下山後、温泉に浸かって団地まで戻る必要があるので、頂上での時間短縮ために渋滞中に立ったままおにぎりを食べた。

何の原因での渋滞かもわからぬまま、ようやく頂上に着いたのは15時前であった・・・。

頂上で渋滞の原因が、山頂標識を順番に撮影しているからだとわかった。

富士山や乗鞍と同じ理由だが、違うところは交通整理をしてくれる係員がいないことだ。

頂上標識に興味のない人や、撮影を諦めて早く下山したい人のためにも、十分渋滞を追い越せる登山道の幅があるのだから、事情を説明する交通整理の係員を配置すべきだと思う。

我々はもちろん記念撮影をし、三角点ポーズもしっかり決めて、女性陣は御朱印までゲットした。

御幸ヶ原(女体山と男体山の鞍部)のケーブルカー乗り場では長蛇の列が出来ていた。

我々は男体山を踏み、女性陣はここでも御朱印をもらって下山を開始した。

下りはようやく登山らしくなると期待したものの、登山者ではなくケーブルカー待ちを嫌う観光客も多数おり、我々は関西まで帰らなければならないので、申し訳ないが追い抜きつつ17時過ぎに筑波山神社に下山した。

無事下山のお参りをして駐車場に戻った。

 

後片付けをして18時前に出発した。

遅くなっても先ずは温泉に入るとのことで、つくば温泉喜楽里で疲れを癒して、少しほっこりした。

お昼がおにぎり2個だったのでみんな腹ペコ状態で、晩ご飯はガッツリ食べたいとのことで、ばんどう太郎でカツどんセットを頂いた。

チェーン店なので味がどうとかではなく、とりあえず満腹にさせて頂いた!!

帰路は常磐道⇒首都高⇒新東名⇒伊勢湾岸⇒新名神と乗り継ぎ、首都高で少し渋滞したが、それ以外は渋滞もなく4時過ぎに団地に無事帰った。

当日には家族旅行が控えているので、早々に後片付けをしてビールを飲んで寝なければ・・・。

 

今回は3時間40分の行程がほぼ倍の7時間もかかった・・・。

言い換えるとボ~っと立っている時間が半分あったということで、これが登山と呼べるかどうかは別にして無事に百名山19座目に登頂できた。

残る81座は関西圏から遠く、難度の高い山が増えてくるので、更にレベルを上げていかないとダメだし、暇とお金もかかってくるので上手く計画していく必要がある。

先ずは近場の山でレベルアップを図ることにしよう!!