ブログを休んで約5ヶ月が経った。
この5ヶ月を含む一年間で、人生でもかなり大きな試練と困難、そして転機を迎え、ようやく一段落が着いたので再開することにした。
特に直近の4ヶ月は出歩くことが増えて札幌に4回、仙台に3回、福岡に3回、広島に1回、名古屋・大阪は数えきれず・・・。
おかげでずいぶんスリムになった

さて、先週水曜日の夜から出張で自宅に帰った。
東京の桜は満開も、近隣の桜はまだまだ蕾。
それもそのはず、週始めは雪が降ったらしい。
ところが、木曜日から暖かくなり、一気に桜が咲いたので、平成最後のお花見登山に山竹の会(一家族は都合つかず・・・)で日曜日に奈良の二上山に行ってきた。
二上山(ふたかみやま)は奈良と大阪の県境にある517mの雄岳と、474mの雌岳からなる金剛山地の双耳峰である。
朝6時に団地を出発し、西名阪を使って香芝ICで下り、7時半にふたかみパーク當麻に着いた。
車内でさっと朝食をとり、準備をして8時にスタート。
今回はふたかみパーク當麻の駐車場から雄岳・雌岳の順に踏んで、当麻寺へ下りて御朱印をもらって駐車場に戻るという周回ルートである。
登山口までしばらく車道を歩く。
桜は満開で晴れた青空に良く映える


花の百名山だけあり、この時期でも所々に色鮮やかな花が咲いている。

頂上手前には宮内庁管轄の大津皇子のお墓があり、ちょうど1時間で雄岳に着いた。
あまり眺望はなく、ここは桜もないし山頂標識も派手なものではない。

15分ほど休憩し、雌岳を目指す。
50mほど下ると徐々に桜が現れる。
馬の背と呼ばれる峠にはトイレやベンチがあり、まだ満開ではないが多くの桜が咲いている。

20mほど登り返すと雌岳に着く。
ここは雄岳と違い比較的 眺望があり、なんといっても桜の木に囲まれた広いスペースに大きな日時計まである。

10時前とかなり早かったが、桜の木の下でお昼にした。
今回はカップ麺とおにぎり。
もっと登山者や花見客が多いかと思っていたが、比較的少なく ゆっくりと花見をしながらの昼食&カフェタイムだった。
1時間ほど休憩して下山した。
岩屋峠を越えて下っていくが、こちら側はうっそうとした林の沢沿いとなっており、登り側と全く雰囲気が異なっているのが面白い。
40分弱で鳥谷口古墳に下りてこられる。
さらに車道を15分ほど歩くと当麻寺奥之院に着く。
拝観料500円はかかるが、入ってみると大きな庭園になっており、立派な桜が満開であった。

境内を一周し嫁さん達は目的の一つである御朱印をもらい、20分ほどかけて駐車場に戻った。
途中、二上山が綺麗に見えていた。
戻ってみると駐車場は満車で待ちがでており、片付けの後 少々買い物をして退散した。
帰りは行きに見かけた看板の産直市場に寄って、これなかった一家族のお土産に地酒を買って、虹の湯で温泉に浸かって16時に帰宅した。
昨年の吉野山のお花見登山はほぼ桜は散った後でとてつもなく寒かったが、今回の登山は温かい春の陽気のなかで満開の桜を堪能できた。
少々スリムになったおかげか、トレッキングポールなしで最後まで歩けたのは収穫であった。
忙しかったのと心身ともに追い込まれていたこともあり、ことしはこれで4回目の登山だったが、これからは少しペースを上げて山に入りたいもんだ。