4日の日曜日に山竹の会で京都の大江山連山に登ぼってきた。
大江山連山は京都府の丹後半島の根元にある、千丈ヶ嶽(832m)を主峰とする4つの峰からなる連山である。
大江山と名のつく峰はないが、百人一首で「大江山いく野の道の遠ければ、まだふみも見ず天橋立」と読まれ、酒呑童子(鬼退治)伝説でも有名な新花の百名山である。
また、この時期には雲海の名所としても知られている。
今回は8号目にある鬼嶽稲荷神社で雲海を観賞したあと、紅葉を愛でながら千丈ヶ嶽・鳩ヶ峰・鍋塚の3峰をピストン縦走する計画である。
赤石岳も踏めば全山制覇となるが、この1峰だけ方向が違うので、今回は3峰に留めることとした。

朝3時に団地を出発して、名神~京都縦貫 舞鶴大江ICで降りて、5時過ぎに鬼嶽稲荷神社に着いた。
事前情報では駐車場はないもののスペースはあるとのことであったが、既に路肩にかなりの車が停まっている。
神社前まで行くと、係員さんにUターンして路肩に駐車するよう指示された。
来た道をしばらく戻り、少し広目の路肩に駐車した。
先ずは神社前の展望台から雲海を見るので、登山道具は車に置いて朝ごはんだけ持って向かった。
まだ回りは薄暗いが雲海が出ているのがわかる。
これは御来光が出れば更に美しくなると期待したが、残念ながらお日様は顔を出してくれなかった。
精々この程度・・・残念タラー
雲海も昨日は手前のピークまで掛かっていたそうだが・・・これまた残念アセアセ
休憩室で朝ごはんを食べて、女性陣は御朱印をもらい、車に戻って登山準備をして神社奥の登山口から7時半頃 登山開始。

しばらくは木段を登っていき、更に進むと登山道になったり木段になったりを繰り返す。
紅葉も綺麗だ!
40分足らずで千丈ヶ嶽 山頂に着いた。
残念ながら曇っているが、まだ雲海も残っており、紅葉とのコントラストが良い!!
山頂は広々としており、眺望もきくことからここでお昼にすることとして、2つ目のピーク 鳩ヶ峰を目指す。
一旦下るのだが結構な木段の下りであり、今回はピストンなので最後の登りとなるので少し気が重い・・・。
20分と少しで鳩ヶ峰山頂に到着。
ここも眺望がきくが千丈ヶ嶽ほと広くはない。
少し休憩して鍋塚を目指す。
鍋塚までの峠には駐車場とバイオトイレがある。
この鳩ヶ峰ー鍋塚間が一番距離が長い。
アップダウンを繰り返すと目指す鍋塚が見える。
40分ちょいで鍋塚山頂に到着。
鍋塚には三等三角点がある。
千丈ヶ嶽には二等三角点があるが、鍋塚の三角点名が大江山である。
ここまで登山道はよく整備されており、道迷いすることもなさそうである。
ここから北方向には宮津湾がすこしだが見ることができる。
ここでも20分ほと休憩して来た道を戻っていく。

お腹も減ってきたので黙々と約1時間で千丈ヶ嶽に戻った。
やはり千丈ヶ嶽最後の登りは結構こたえたが、痩せた分だけ以前ほどペースが落ちなかったし、立ち止まることもなく登りきることが出来た。
今回のお昼は鍋ラーメン&おにぎり。
食後にコーヒーとおやつを食べて下山。

12時半には神社に戻った。
帰り支度をして時間も早いことから、天橋立へ向かい温泉と晩ごはんを食べることにした。
大江山近辺には酒呑童子にちなんだ鬼の像がえちこちにある。
温泉は天橋立駅横の知恵の湯を利用した。
少し狭いが、古民家風の風情のある温泉だ。
まだ15時前だってので貸切状態であった。
入湯後 しばらくぶらぶらして、知恩寺や知恵の輪を見て、早めの晩ごはん。
海楽味さんでみんなは海鮮丼や干物定食にしたが、魚嫌いの俺はカニ入り鍋焼うどんにした。
カニの足が4本入っている。
カニ漁 解禁の2日前に食べるというのも粋なもんである・・・。
冷凍だけど十分美味しかったです。
ご馳走さまでした。
帰りは京都縦貫で渋滞し、名神  大津ー草津間で事故とのことだったので、京滋バイパスを使って、20時過ぎに団地に戻った。

今回は目的の雲海と紅葉が満喫出来た山行だった!!