連休中の4日に山竹の会で石鎚山に登ってきた。
残念ながら直前で一家族の都合が悪くなり二家族で行ってきた。
石鎚山は愛媛県に位置する1982mの日本百名山であり、西日本の最高峰で日本七霊山にも数えられる山岳信仰の山である。
団地からは400Km強と距離があるため夜中の0時に団地を出発した。
名神~中国道~明石海峡大橋~神戸淡路鳴門道~高松道~徳島道~松山道 いよ西条ICを経て6時前に現地駐車場に着いた。
今回はロープウェイを使って下谷駅(455m)から成就駅(1300m)まで楽して登る(笑)。
ロープウェイの始発が7時40分なのでバーナーで湯を沸かしてコーヒーを作って、ゆっくり朝食を食べてから準備をして出発。
天候は曇りで比較的 風が強く結構寒い。
ここから石鎚山は見えないが、近場の山々の頂きは雲がかかっており一抹の不安を抱きつつ出発した。
のんびりしてたら始発を過ぎてしまったが、臨時便が直ぐに出たのでそれに乗って8時過ぎに成就駅に到着。
駅から歩きやすい林道を20分程 歩くと石鎚山神社中宮成就社に着く。
登山の無事を祈願したあと、嫁さん達はここで御朱印タイム。
ここまで登ると青空になってくれた

本殿の左にある見返遥拝殿越しに石鎚山が望めるのだが山頂には雲が・・・。
20分程 下ると鞍部に出てここから本格的な登りが始まる。
ここからの登りが 好きではない木段の連続で体のあちこちに負担がかかっていく。
石鎚山は古くは修験道であり鎖場が4ヶ所ある。
昔は無かったのだろうが、今はそれぞれに迂回道がある。
この最初の試しの鎖はその名の通り、その後の鎖場が通行出来るかどうかを試されるところであるが、あまりにも行列が出来ていたのでここは巻くことにした。
しばらく進むと夜明かし峠に出る。
ここからようやく綺麗に石鎚山山頂が見えた。
この鎖場は33mと比較的 短いのでメンバー全員がチャレンジした。
ここでようやく石鎚山の全貌とこれから進む鎖場が遥か遠くに見えた。
絶景である

ここは長いが一の鎖に比べて傾斜が緩く、スタンスも取りやすく、もちろん脚にはこたえるが難しさはさほどなかった。
ここまでの鎖場・・・どぉってことない❗❗ と思ってたが、登る際にやはり緊張もあり、結構 息を止めていたのか、立ち眩みがする・・・。
三の鎖も登り始めたがここだけ途中にエスケープ出来る所があったので、残念ながら途中リタイアした。
巻き道は鉄の階段であり、足腰の疲労もピークに近く手摺を頼りに何とか石鎚山 弥山山頂に11時45分に着いた。
何と 山頂付近は雪が降っていたようで五月の四国なのに霧氷があった。
弥山の標高は1974mであり、石鎚山としての山頂は隣にそびえる天狗岳なのである。
嫁さん達 女性メンバーは待ってるとのことだった・・・が、当然 交互通行であり、人が多く大渋滞となっており、かつ雪も舞いはじめて気温がどんどん下がり、さすがに待っててもらうわけにもいかず、今回は断念することとした
。

今回は天狗岳のナイフリッジをいく予定やったから、軽量化のためにバーナー無しでのおにぎりのみ。
食後 早々に下山する。
久しぶりの登山のせいか、ジムをサボっているせいか、下りの衝撃に足腰と膝が悲鳴を上げる・・・。
なんとか鞍部まで戻り、登り返していく。
膝には登りの方がちょっと楽。
成就社に14時40分に戻ると天候は回復してた。
今度は見返遥拝殿から綺麗に石鎚山が見えている。
帰りは石鎚山ハイウェイオアシスに寄って、しまなみ温泉 喜助の湯に浸かった。(今回はほとんど汗はかかなかったが・・・)
ここは しまなみ海道を自転車で来る人達の癒しの温泉みたい。
我々は車でしまなみ海道を渡って、山陽道から新名神へ。
出来たてホヤホヤの宝塚北SAに寄ったが既に0時を回っており、たいしたショップも開いていなかった・・・残念

40時間近く寝ていないので、運転していない時は気がつくと落ちている・・・。
交代で安全第一の運転で3時前にようやく帰宅。
もちろん今回は反省会はせずに、崩れ落ちるように眠りについた・・・。
今回は体力温存で鎖場の半分はクリアしたものの、肝心の天狗岳には登れず残念な山行だったが、予想外の霧氷が見れたし、一応天狗岳も見れたので良しとしておこう

これで四国の百名山はクリアした。
まだ90座も残っている。
先は長い
