翌日はご来光目当てに5時半に起きたものの窓の外は昨日と同様 霧で真っ白。

とりあえず屋上の展望台に登ると、手すりにはエビのしっぽが出来ており、昨夜の天候がうかがい知れる。
・・・が、残念ながらご来光は見れず。
しかたがないので朝風呂に入って、これがまた豪華な朝ごはんを頂いた。
近年ではブュッフェで済ませるところをしっかりとした献立で出して頂ける。
従業員の方々も気さくで且つ知識が豊富で素晴らしく「今日は晴れますよ❗❗」と言ってくれる。
また、「売店奥の窓に霜の華が出来てますよ」と教えて頂き早々鑑賞に。
8枚位の窓に様々な模様が幻想的に浮かび上がってる。
偏光ガラスを使用しているが、まるでステンドグラスである。
すると徐々に晴れ間が出て来てのちに快晴となった。
再び展望デッキに行くと憧れの槍穂が!!
でも残念ながら某国営放送のアンテナが邪魔ブー
満を持してスノーシューを借りて、北アルプスの展望台である王ヶ鼻へ出発❗❗
途中今日は霧氷がブルーバックで最高のインスタ映えで出迎えてくれる。
さらにスノーモンスター的なものも。
約30分で王ヶ鼻に到着。
ホントに感動的な絶景である!!
西から御嶽山。
乗鞍岳。
そして穂高連峰からの槍ヶ岳・常念岳。
立山・鹿島槍・五竜・白馬。
なんという共演・・・豪華過ぎる!
しかも雲海上にそびえる名峰たち。
天国じゃあ~~~くるくる
しばし見とれる・・・って言うか、いつまで見てても全く飽きない。
今あの山にチャレンジしてる登山家がいると思うと、俺もいつかは❗❗と燃えてくる。
約1時間堪能して、後ろ髪を引かれる思いでホテルに引き返す。
途中、王ヶ頭を望む。
帰りはスノーシューを頼りに少し違うルートに回ったが、とてつもない急登になり王ヶ頭の碑へ飛び出した。
あ~~楽しかった。
 
13時の松本駅行きのバスまではまだ少し時間があるので、もう一度展望台に行ったら八ヶ岳連峰の横に富士山も見えてた。
最後に名物のビーフシチューとクリームシチューを嫁さんとシェアして頂いた。
どちらも俺好みの濃厚な味である。
ご馳走さまでした。
 
無事帰りのバスに乗ったが来る時と違い、快晴の中いつまでも北アルプスが見送ってくれていた。
またね!!
 
今回は初日の地獄と翌日の天国を味わえた素晴らしい 山行? やった。
それもこれも2000mを超える地で素晴らしいおもてなしをして頂いた王ヶ頭ホテルさんのおかげだと思う。
なかなか予約がとれへんのが頷ける。
ありがとうございました。