今日彼は、夜中の2時1分に起床をし、
趣味のため家を出発すると言っていた。
なぜ2時ではなく、2時1分なのか…
彼曰く、2時だと起床するには早過ぎるのだそうだ。
だからアラームは2時1分。
なんてセンスが良いんだと、
惚れ惚れしちゃうのは私だけ?
そんな彼に持って行ってもらおうと、
昨夜はいつものお菓子作り。
相変わらず下手くそで全然上達しないけど、美味しいと喜んでくれる優しい彼を想い、一生懸命作る。
味も見た目もイマイチだけど、そのぶん愛情だけはいっぱい詰め込んでおく。
今日はこのお菓子を、彼の車のドアノブにぶら下げに行く作戦だ。
いつものストーカータイムより夜も遅いので、足音がしないようにスニーカーを履く。
そして深夜0時。
彼の家へ出発!
夜は道が空いているので、いつもの半分くらいの時間でたどり着いた。
途中、何軒かコンビニを回り、彼が欲しがっていた1リットルペットボトルのコーヒーを探す。
三軒目でやっと発見!これで準備完了!
彼の家の近くで車を停めて、
抜き足差し足忍び足で家の前へ。
明かりがついている部屋がある。
あの部屋は奥さんだな。
奥さん、まだ起きてるのか。
物音でバレるとマズイので、
ひとまず撤収、車で待機。
そして再び抜き足差し足忍び足…
まだ電気がついている。
「明日から夫がいないの♡」
なんて、彼氏とおやすみメールでもしてるんじゃないか…
なんて、バカなことを考える余裕もなく、
彼の車を偵察。
どこにお菓子を置けばいいだろう。
奥さんが外に出てきたり、窓から覗いたりしても、見つかりにくい場所はどこだ。
自分の車と彼の家を行ったり来たりし続けているうちに、奥さんの部屋の明かりが消えた。
そしてお菓子の置き場所も決まった。
お菓子を置いて帰路につこうと思ったが、
すぐそこに彼がいると思うと、
なかなか帰ることが出来ない私。
帰りたくない、
ずっと彼の近くにいたい、
2時1分までここにいたら、会えるよね…
そんなことを考えながら、グルグル彼の家の辺りをいつものようにウォーキング。
私が通るたびに、人感センサーライトが付いたり消えたりするお向かいの家。
通報される前に、帰るか…
本日の任務完了。
帰り道の車の中、
音楽を聴きながら、無事任務が完了した事にホッとする私だったが…
あっ、しまった!
私がストーカーしてること、
彼にバレるじゃないか!
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