こんばんは
“自分らしい人生”をつくる、働き女子のマネーアドバイザー ふじいななです。
昔は社会保険料を納めれば、一生安心の老後保障がありました。
でも、残念ながら今はそうではなくなってきています。
こちらとしては、
「そもそも払ってるのに、なんでそんな事になるわけ?!」
ですよね。
何故ならば、日本の年金システムは積立て方式ではないからです。
積立て方式とは、その名の通り毎月自分でお金を積み立て、将来自分が受け取る仕組みです。
日本は《賦課方式》といって、おじいちゃんおばあちゃんがもらう年金の財源を、私たち現役世代の保険料でまかなうというもの。
“現役世代が高齢者を支える”仕組みになっているんですね。
お勤めの方であれば、毎月の給与から厚生年金の保険料が天引きされ年金を支払っています。(給与明細見てみてくださいね)
この保険料、自分のために払っていると思っている方もいるかもしれませんが(私…ずっとそう思ってました…)、1円たりとも自分のためには積立てられていません。(え、知ってた?)
【年金機構】という機関を通して、誰かのおじいちゃんおばあちゃんに仕送りしている、という感じでしょうか。
年金は、昭和36年(1961年)に現在のような形になりました。
日本の年金システムは、人口が増える前提で作られています。
増え続ければ問題ないのですが…
⬆︎
この間に年金が出来ました
⬇︎
2010年。
そしてこれから。
どんどん高齢者が増えてますね〜。
当然、人口が増えなければこのシステムは崩れていきます。
しかも当時(1960年)の平均寿命は男性が65歳、女性が70歳。
現在は男性80歳、女性が87歳。
支給する年数も長くなってるわけですね。
もう当時と同じシステムでは成り立たなくなるのは、子供でもわかる
『結局年金は貰えるの?』と聞かれれば、ゼロになることはないでしょう。
ですが、
【支給開始年齢が上がる】
【保険料が上がる】
【支給額が下がる】
ということは容易に想像出来るのではないでしょうか?
「100年安心て言ってたのに!」なんて文句を言っても現実を変えることは難しい。(私の両親は怒りまくってますよ〜)
対策は、出来ていますか?
それでは、また明日
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