タイトルはそのまま
湊かなえ 『母性』より
映像は見ていないけど、私はaudibleで聞いた
ちょうどお正月を挟んで、恒例の母の発狂の後。。（笑）
母の怒りの矛先は、大抵私だけど、優しい義姉たちにも飛び火してしまうことがある
毎回戸惑う
義姉たちは父の月命日には花を贈ってくれるらしい
私は何もしない
最近は母の怒りのLINEが怖いので、月命日にアラームをかけている
本当に冷たい娘…育て方間違えた
そんな風に言われるのにも慣れているし傷つきはしない
年末年始 私の実家で過ごすことが多いけれど、母の発言で気分も落ち、
キッズ2人の体調も微妙だったので、行かなかった
毎日 体調はどうか？と訊かれるが、テキトーに答えた
確かに冷たい娘だ…
ヒロくんにもたくさん言われた
『たった1人のお母さんだよ、仲良くしなよ…』
『なんでそんなに喧嘩するの？』
呆れていたのかもしれない
これまでは母の肩を持っていた彼だけど
最近は私の状況を知ってか知らずか
『お義母さん…心配。。』
と言う
まぁ 噛みつかれても数日経てば収まるので、静かに待つ
当然 今は特に軋轢はない
母性について
私のことを最初から知っている方も もはや少ないかもしれない
2人の男の子は私が産んだ子ではない
私は元々、愛情に欠落している人間だと思っている
夫のヒロくんと付き合うまで、ボーイフレンドはいなかった
ヒロくんと別れていた時期に お付き合いのあった人もいなかった
人を愛することが下手なんだと思う
でも 親から愛情をかけて育ててもらったと認識はしているし
親が悲しむことはしたくないし
親の期待に応えようと頑張ってきた部分もある
どこでこんなに歪んでしまったんだろう…
そんな風に言うと 彼は困って
『そんなことないよ！！ 君ほど愛に溢れる人はいないよ！』
と大袈裟に言う
アメブロ界隈には 継子とうまく行かず
激しい感情を書いている方もいる
否定するつもりもないが
そこまで辛いなら やめれば良いのに…と冷めた気持ちになる
そして私の心は どう絞り出しても その怒りを生み出すエネルギーはない
私は…感情そのものが欠落しているのかもしれない
『母性』を読んで（聴いて）
私の母性はどこにあるのか？なんて考えたりもした
本当は甲斐甲斐しく 継子を育てる女にみられたいんじゃないか？
しっかりやっていこうと思うのは、自分の体裁を整えているだけなのではないか？
なんだか怖くなった
この数日、色々考えたけど…
とにかく怖いのでもうおしまい！！
私は確かに 激しい感情がない人だけど
疲れて帰ると、
直ぐにウォーターサーバーからグラスに水を入れて
『お水入れてあげたからね！ 飲んでね！』と差し出してくれる次男くん
朝のバス停で 遠くにバスが見えたら 躊躇いもなく私に抱きついて
『行ってきます』という長男くん
いつまでやってくれるか知らないけど…愛おしいと思う
ふたりにとっての『母』は誰かなんて 多分考えてもいないし
『母性』の所在なんてどうでも良いのかもしれない
さぁ、なんだか暗くなってしまったけど
お昼休みも終わる！！
回し者ではないが、Audibleオススメ！
これまでビジネス書とか自己啓発本ばかり
小説と検索すると『夢をかなえるゾウ』しかなかったのに…とっても充実している
無料期間もあるのでお試ししてはどうですか？？
今はこれを聴いてます！
